上半分はほぼ完成?
遡ること5年前、都市部の渋滞を緩和させたいイーロン・マスクが考案した、トンネル・インフラ「アーバン・ループ」という計画がありました。ガラス張りのシャトルバスが地下へと消えてゆく映像は、「これぞフューチャー!」という印象を残しましたよね。
Better video coming soon, but it would look a bit like this: pic.twitter.com/C0iJPi8b4U
— Elon Musk (@elonmusk) March 9, 2018
ですがあれからシャトルの話は一切挙がらず。先にラスベガスでトンネルが開通しましたが、レイヴ会場みたいな駅の間を、テスラ車が自律走行で移動する普通の地下道でしたね。
リーク動画でシャトルがチラ見え
そこに今、やっとシャトルバスが作られているのでは? という動画がリークされました。場所はラスベガスにある、掘削業者The Boring Companyとのこと。
Leaked video of the secret Tesla van prototype designed for Elon Musk’s Vegas Loop, from inside The Boring Company’s Las Vegas headquarters pic.twitter.com/A3A3XJ0UTx
— Jacob Orth (@JacobsVegasLife) July 10, 2023
まだ客席のある上半分だけのようですが、スキー場のゴンドラみたいな見た目ですね。運転席があるので、すべて自律運転ということではなさそうです。
座席は12個あるようなので、展示会やショーが多いラスベガスを効率的に移動するなら、今走っているテスラ車より大人数を一気に運んだほうが良いはず。
テスラのシャトルなの?
もうひとつ注目すべきは、テスラのロゴが描かれたハンドル。つまりこのシャトルバスは、テスラのブランドで作られている可能性が高いのです。まぁテスラはイーロン・マスクの会社なので当然っちゃ当然なんですけどね。
動画の信憑性は100%ではないものの、これが完成した姿が楽しみでなりません。ガラス張りのポッドが、ネオンだらけの駅で反射してサイバーっぷりに拍車をかけることでしょう。