ニンテンドースイッチのTVモードに対応! 頼れる充電器「ドンギー」

GIZMODO

いやいや、多機能すぎないかい?

素敵で不思議なガジェットが集まるギズ屋台、楽しんでもらってますか? 僕の一番の願いはあのトップ画像の町に本当に行くことなんですが、それはまだ叶わぬとして、ギズ屋台に新商品「Dongii(ドンギー)」がやって来ましたよ!

「Dongii」を一言で説明するなら、ハブ機能を持ったUSB-C充電器です。かなりハイブリッドなガジェットで、説明だけで使い方をイメージするのが難しいかもしれません。というわけで、実際にハンズオンしてみました。

211103dongii_02

本体は65Wの給電機能を持つACアダプター(65Wって書いてあるの助かる)。端子側にはUSB Type-C、Type-A、HDMIポートが備わっています。右上に小さく見えるボタンはBluetoothの接続ボタンです。何に使うかは後ほど解説しましょう。

211103dongii_03

で、上の端子部分は分離できます。こうなると65WのACアダプターとして使っても良いし、Type-Cハブとして使っても良い。つまり「Dongii」は、これら2つのガジェットが合体した製品なんです!

Type-Cハブは単体では使えません。45W以上の出力があるACアダプターまたはモバイルバッテリーに接続してご使用ください。

211103dongii_04

例えばパソコンやデジカメの充電に使うなら、コレだけ持っていくのもOK。サイズ感もコンパクトで、ポーチやバックパックに常備できます。

211103dongii_05

でも、「Dongii」のオンリーワンな機能を使いこなしたいならやっぱり合体状態で運用するのが一番。そもそもコイツは、Nintendo Switchのドックをコンパクト化するために生まれたガジェットでもあるんです。

[embedded content]
Video: UNIQ CORPORATION/YouTube

Nintendo Switchをテレビに接続する場合、本来は専用のドックが必要になります。あのドックは結構大きくて、電源アダプターも場所を取るんですよね。でも「Dongii」なら、もっとコンパクトにテレビと接続できます。

200915_dongii2

まず「Dongii」をコンセントに挿しておく→Type-CケーブルでNintendo Switchと「Dongii」を繋ぐ→HDMIケーブルでテレビと「Dongii」を繋ぐ。これでNintendo Switchをテレビモードで遊べるようになります。ドックいらずでしょ?

211103dongii_06

実際に試してみましたが、問題なく接続できました! テレビだけでなく、モバイルディスプレイやPC用ディスプレイと繋ぐのも良し。

ドック接続との違いは、なんといってもコンパクト性。ドックと違って定位置をもたないので、ケーブルさえ届けば接続スタイルは自由自在。一方、ドックの場合はテレビ接続が収納も兼ねているので、これはこれで利点だったりします。Nintendo Switchをよく外に持っていったり、外でもHDMI接続をしたいなら「Dongii」が間違いなく便利。自宅でのプレイが主体となるならドックが便利かな。

ただ、「Dongii」にしかない利点もあります。それがBluetooth接続時のaptX LL(Low Latency)対応。Nintendo Switchはワイヤレスイヤホンが接続できるようになりましたが、コーデックは遅延が気になりがちなSBCのみ。「Dongii」はaptX LLに対応していて、同じくaptX LLに対応したイヤホンを接続すれば、より高音質&低遅延なワイヤレス接続が可能に。これ、音の遅延なくゲームをしたい人にはぜひとも注目して欲しい要素ですよ。

211103dongii_07

実際に使ってみた感想は、こんなにコンパクトなのにできることが多くて、なんか楽しい。まずアダプターとハブが分離する時点でテンション上がる、そんな素敵ガジェットでした。ドック+ACアダプターの大荷物が、「Dongii」+Type-CとHDMIケーブルになっちゃうんだから、圧縮率がすごいアイテムですよね。気になった人はギズ屋台をチェックだ!

Photo: ヤマダユウス型

タイトルとURLをコピーしました