自信がある人は魅力的に見えるものだ。いつも素敵な笑顔を振りまき、たくさんの人に囲まれている。そんな人を遠巻きに見つめながら「あの人はいいな」「自分なんか……」とクヨクヨしている人には、ぜひ本書を手に取ってほしい。
本書の著者、内藤誼人氏は、多くのベストセラーを世に送り出してきた心理学者だ。最先端の研究結果をもとにした、信頼のおけるアドバイスが詰め込まれた著作の数々は、たくさんの読者に支持されている。
そんな内藤氏の最新作のテーマは「自信をつける習慣」だ。心理学の研究結果に基づいた、自信あふれる人になるためのちょっとした習慣を教えてくれる。
そのうちの一つが、「全体としてはOK!」を口グセにすることだ。つい自分の欠点に目がいってグルグルと考え込んでしまったら、「全体としてはOK!」で締めくくるようにしよう。「ちょっと引っ込み思案だけど、全体として自分の性格はOK!」「また上司に叱られてしまったけど、全体として今日の仕事ぶりはOK!」といった具合である。「全体としてOK!」とつぶやいてみるだけで少し大らかな気持ちになるから不思議である。
このように本書では、今日から実践できる習慣が全部で58個紹介されている。研究結果もあわせてチェックし、自分に合いそうなものを見つけてみよう。1冊読み終える頃には、これまでよりラクに、自然体で生きていけるはずだ。
今回ご紹介した「自信をつける習慣 よけいな迷いが消えていく58のヒント」の要約記事はこちら。この記事は、ビジネスパーソンのスキルや知識アップに役立つ“今読むべき本”を厳選し、要約してアプリやネットで伝える「flier(フライヤー)」からの転載になります。