【本音】月額2980円で通い放題のジム「ちょこざっぷ」に入会してみた / 自宅から徒歩5分以内ならオススメだけど…

ロケットニュース24


ダメ人間の集まりのように見えて、実はけっこう健康意識が高い我がロケットニュース24編集部。

佐藤記者はポールダンスで48才にしていいカラダを手に入れているし、編集長のGO羽鳥はキックボクシングに夢中、副編集長の和才も柔術にハマって20kg減量した。オタク野郎だと思っていた中澤記者も糖質制限で10kg痩せて、最近は運動も始めたらしい。

いっぽう私は意識の高い同僚たちに反発心を覚えてお菓子を食べまくった結果、異動から1年も経たず7kgも太って健康診断に引っかかった。さすがにやばい。でもジムって高いんだよなー。

小学校の通知表では体育「1」だった筋金入りの運動嫌いの私。ある日、RIZAPプロデュースの「chocozap(ちょこざっぷ)」なる月額2980円のジムを発見。しかもセルフエステまで使い放題ですって……!?

安かろう悪かろうなのか、運動嫌いの救世主なのか……? 気になったので、さっそく入会してみた。


・RIZAPプロデュースのコンビニジム

私は11月15日までのキャンペーン期間中に入会したのだが


・月額2980円(税別)で24時間通い放題
・全店舗利用可能
・入会金、事務手数料0円
・セルフエステ&セルフ脱毛使い放題
・ちょこざっぷ専用キットのヘルスウォッチ&体組成計プレゼント


という感じだった。ただし、こうしたジムの入会はキャンペーン時期によって条件が異なる場合が多いので、入会に際しては各自で調べてほしい。

個人的にすごいなと思ったのが、追加料金ナシで全店舗利用可能という点。仕事帰りに近くの店舗に寄ったり、家の近くに通ったり、もし旅行先にも店舗があればついでに寄ることもできる。家から1駅離れたジムに入会した結果、面倒くさくなって結局行かなくなった私みたいな人間にはありがたい。


・スマホで入会して即利用可能

あと、これ上手いことやったなと思ったのが、ジムに行かなくてもスマホから即入会可能なこと。チラシについていたQRコードを読み取って、そこから特に難しいこともなく、ポンポンと5分くらいで入会できた。

利用開始日も当日から選べるし、24時間営業なので、思い立ったが吉日で夜中でも早朝でも即入会、即ジム通いがスタートできる。RIZAP、やりおるな。

人見知りもあって、店員さんやスタッフさんと話すのが死ぬほど苦手な私にとって、このシステムはありがたかった。特にジムのトレーナーって運動大好き! ポジティブ! みたいな人が多い印象で、学生時代に運動苦手だった私のような人間はそれだけで萎縮してしまうのだ。


・数ヶ月継続とかの縛りもない

とはいえ月額2980円とジムにしてはバカ安い。ひょっとして安い分、1年間継続とかの縛りがあるのかと疑ったが、最短で翌月には退会OKだという。ちなみに、最初だけ初月と翌月分の支払いだった。初月は日割り計算になっているのがありがたい。

入会キャンペーンで会費が安くなってるけど半年継続が条件……みたいなパターンも多く、私も何度か失敗している。合わなかったらすぐに退会できるというのは、けっこうメリットが大きいと思う。


・で、実際に使ってみた結果……

そんなわけで、登録した翌日にさっそく近くの店舗に行ってみた。

QRコードをかざして中に入ると、マシンが数台置いてあり、そしてオープンタイプのロッカーと、簡易的な更衣室、エステルームがある。

ジムにいたのは3〜4人ほどだが、スタッフは1人もいなかった。各自で勝手に使ってトレーニングやエステを頑張ってくださいという感じ。良くも悪くもめっっっっちゃシンプル&放置プレー。

実際に使ってみると、2980円と安価な理由がわかった。正直、人を選ぶ可能性が高いのではなかろうか。というわけで気になったポイントをいくつか挙げていく。


【1】トイレとシャワーがない店舗が多い

正直、これが一番の安さの元じゃないかなと思う。シャワーはまだしも、トイレがないというのはかなり思い切った舵の切り方だと思う。まあ、水回りは清掃大変だしなあ。

ジムに行く前に必ずトイレに行っておく必要があるので、家とか会社から近いところがいいと思う。あと、トレーニングが終わったあとにシャワーを浴びて帰ることができないので、家や銭湯が近くにない限りはガッツリ何時間も汗をかくほどトレーニングする感じにはならない。

頻尿タイプの人やお腹を壊しやすい人は、うっかり人間の尊厳を失う可能性があるので要注意である。


【2】ロッカーに鍵がない

めちゃくちゃビックリしたのが、ロッカーがオープンタイプで鍵がついてないこと。ただのカラーボックスみたいな棚に各自で荷持を置く感じになっていて、トレーニング中、貴重品は各自で管理する形になる。

当然ながら、盗難などの保証はない。入退室はアプリで管理するのでスマホはマストだが、私は財布を持っていかないようにした。いまどき漫画喫茶でも鍵付き金庫がついているし、個人的には有料オプションでもいいので鍵付きロッカーがほしいと思った。


【3】スタッフがいない

スタッフがいないので、器具の使い方などを聞くことはできない。器具の使い方に関してはアプリからチュートリアル動画を見るのだが、本当に基本的なことだけで、ポイントの説明とかはあんまりない。

他のジムなどに通っていて、ある程度、トレーニングの仕方や負荷のかけ方がわかっている人ならうまく使いこなせそうだけど、逆に、なんでも人に教えてもらいたいタイプの人はキツイと思う。

あとは、スタッフがいない分、器具の消毒やメンテナンスも各自に任せられる。定期的にメンテナンスは入っていると思うが汚れとかが気になる神経質なタイプの人はあまり向かないだろうな……と思う。(特に肌に触れるエステの機械とか)


【4】セルフエステと脱毛は事前予約制

セルフエステの機械はアプリから事前に利用時間を予約する形。1枠20分で、1日に2枠まで利用できる。夜7時〜10時くらいまでの枠は前日までに埋まることもあるけど、今のところ「使いたくてもぜんぜん空いてない」ということはなかった。

機械はラジオ波が出るタイプのもので、ボディとフェイシャル両方に使える。脂肪を温めて燃焼しやすくするものらしい。

試しに10分ほどフェイシャルをやってみた。最初は効いてるんだか効いてないんだかよくわからなかったものの、使い続けるうちに、肌が温かくなって、朝の顔のむくみがスッキリした。(まあ10分も顔や首をマッサージしていたら、それだけで効果はあると思うが)

ちなみに、セルフ脱毛の機械がある店舗は少ないようなので、それ目当てで通う場合は事前に調べておくのがベスト。


・カットできる部分を削ぎ落とした2980円

結論からいうと、2980円でトレーニングルームとエステの機械を24時間自由に使わせてもらえる場所、というふうに考えたほうがいいと思う。過度なサービスはないので期待は禁物。また、セキュリティに関しても自己責任の向きが強い。

ただ、アプリではRIZAP LIVEという20分ほどのトレーニングのレクチャー動画が無料でバンバン配信されている。これがなかなか充実しているので、動画を見ながらトレーニングするのはありだと思う。

深夜でも早朝でも気が向いたときにフラっと行って、20分くらい運動したり、エステの器具を使える場所。だが、工夫すればいくらでも充実させることができると思う。

私はそこまで神経質なタイプではないうえに、店とかでは放っておいてほしいタイプだし、仕事が終わるのが遅い日もあるのでちょうどいいなあと思った。でもやっぱり、トイレとシャワー、鍵付きロッカーがないことを考えると、自宅から5分以内に店舗があるのがベストじゃないだろうか。

継続してみて、またレポート記事を書きたいと思います。

参考リンク:chocozap(ちょこざっぷ)
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

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