大谷翔平に「故意死球」発言物議の韓国投手、右肩痛から今季初登板 3者連続三振で「華麗なる復帰」

J-CASTニュース

   2023年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表コ・ウソク投手(LGツインズ、24)が4月18日、ソウル市チャムシル球場で行われたNCダイノス戦で今季初登板し、1イニングを投げ3者連続三振の好投を見せた。

   地元メディアによると、コは4-4の同点で迎えた9回に6番手としてマウンドに上がり3人の打者を完璧に抑えた。最速156キロの直球と132キロのカーブを駆使して打者を翻ろう。チームは延長10回4-6で敗れたものの、守護神として存在を示した。

  • 大谷翔平投手(編集部撮影)

    大谷翔平投手(編集部撮影)

  • 大谷翔平投手(編集部撮影)

WBC本戦での登板なし

   コは昨シーズン61試合に登場し防御率1.48、4勝2敗42セーブでキャリアハイを達成し、今季も守護神候補として期待されている。

   地元メディア「OSEN」は、「コ・ウソク、KKK 1イニングパーフェクト…セーブ王の華麗復帰」などのタイトルで記事を公開し、今季初登板で3つの三振を奪って威力を誇示したと伝えた。

   コはWBCに備え3月4日に来日し、6日に京セラドームで行われたオリックスとの強化試合に登板した。7回途中からマウンドに上がり、回をまたいだ8回途中に首周りの筋肉の痛みを訴え緊急降板。韓国代表の守護神として期待されるもWBC本戦では1度もマウンドに上がることなく大会を終えた。

   複数の地元メディアによると、帰国後の3月15日にソウル市内の病院で磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受け、右肩に炎症が見られ全治2週間の診断を受けたという。

   LGツインズのヨム・ギョンヨプ監督(54)は、「(チームの合流が)開幕から1週間ほど遅れる。余裕を持って準備させる」とリハビリをさせながら調整させる意向を示した。リーグ戦は4月1日に開幕し、15試合目にしての初登板となった。

   コはWBC日本代表・大谷翔平投手(エンゼルス、28)への発言で注目を集めた。

   大会前の今年1月に地元メディアのインタビューの中で、WBCで大谷と対戦する場合「(大谷は)すごい打者で弱点がないので本当に投げるところがなければ、あまり痛くないお尻に遅いボールを投げる」と、「故意死球」とも取れる発言をして物議を醸した。

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