スイッチボット「ハブ2」は物理リモコンとも仲良くできそう

GIZMODO

SwitchBotから赤外線スマートリモコンの新モデル「ハブ2」が発表されました。

赤外線リモコンをもつ家電をアプリや音声で操作することができますし、スマートロックやカーテンを開けるロボットなどSwitchBotの他の製品を管理するハブの役割もあります。

以前からあった「ミニハブ」から大きく変わったのは下記の2つ。

・赤外線リモコンとしての機能が進化

・スマートホームの共通規格「Matter」に対応

特に赤外線リモコンとしての進化は、かゆいところに手が届くアップデートでした。

物理リモコンと同期が可能

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Image: SwitchBot

スマートリモコンあるあるなんですが、「物理リモコンで操作したが同期されない」という問題があります。

たとえば自分がアプリでエアコンをオンにしたあと、家族が物理リモコンでエアコンをオフにしたとします。するとスマートホームアプリ上の表示ではエアコンはオンになったままなのです。

一度こうなると現実とアプリ上で家電の状況が食い違ってしまい、別の部屋や外出先から家電を管理したいときに不便。

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Image: SwitchBot

この問題を解決するために、ハブ2には「IR Decoding」という機能が搭載されます。

これは物理リモコンで操作した赤外線信号をハブ2が読み取り、その情報をアプリに反映してくれるもの。物理リモコンでエアコンを消したら、ちゃんとアプリ上でもエアコンがオフであると表示してくれます。

とても便利ですが、この機能は最初はエアコンでしか使えないそうです。いずれテレビなど他の家電にも対応するといいですね。

※IR Decodingは4月のファームウェアアップデートで実現予定

また、ほかにも下記のような機能が追加されました。

・赤外線送信範囲が2倍に

・WiFiが切れてもBluetoothで操作可能

・温湿度、照度センサー搭載

・本体のタッチボタンで登録した家電の一括オン・オフができる

Matter対応でApple HomeKitでも使える

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Image: SwitchBot

ハブ2はスマートホームの共通規格「Matter」に対応しました。Google HomeやAmazon Alexaに加えて、AppleのホームアプリでもSwitchBotの家電を操作できるようになります。

これまでのSwitchBotの製品のいくつかはハブ2に接続すればそのままMatterに移行できます。すべて新型に買い替える必要はないのでお財布にもやさしいですね。

ハブ2は3月24日発売、オープン価格は8,980円です。

Source: SwitchBot

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