物理的に動くことで立体を表現
錯覚ではなく、実際に壁が動くデジタルサイネージが登場しました。その名も「ウェーブスクリーン」。
中国の企業磐景智造が開発を行なったウェーブスクリーンは、細かく分割されたスクリーンが前後に動き、映像とシンクロすることで、立体映像を表現しています。
2022年夏には、韓国ソウルのファッションビルにもウェーブスクリーンが設置されています。
日本におけるデジタルサイネージ
特殊なデジタルサイネージといえば記憶に新しいのが、2021年に新宿駅東口に設置された巨大スクリーン。
特定の角度からスクリーンを見ると、まるで映像が飛び出しているように見え、設置当時から話題になっていましたよね。実際のスクリーンには高精細のLEDを搭載していて、湾曲のあるスクリーンによってこのような映像表現が実現されているんです。
進化し続けるスクリーンの世界
ウェーブスクリーンのほかにも、折りたたみ式や分割回転など数多くの表現方法が日々生まれているスクリーン・ディスプレイの分野。
街中で見かけたら思わず立ち止まって見てしまうような、面白いスクリーンが増えたら楽しいですよね。
Sorce: AXIS, PJ-LINK, CROSS SPACE