みなさんの中には、子どものころに動物園などのふれあいコーナーでモルモットを触ったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか? また近年はモルモットを題材にしたアニメのヒットで、モルモットを知る人や飼ってみたいと思う人も増えてきたかもしれません。今回は4匹のモルモットを飼育する私が、12種類のモルモットをご紹介します。記事の後半では、実は感情表現豊かなモルモットたちの行動の意味についてもご説明していきますよ。
この記事を読めば、あなたも飼いたいと思えるモルモットが見つかるかもしれません。
12種類のモルモットたちを紹介します!
ではさっそく、いろいろなモルモットの紹介をしていきますね。モルモットは大きく12種類に分けられています。
イングリッシュ
最も流通が多くモルモットの代表格であり、モルモットというとこのイングリッシュの姿を想像する方が多いのではないでしょうか。毛は固く短くてツヤツヤしているのが特徴です。
クレステッド
イングリッシュに似ていて頭にロゼット(つむじ)のある種類です。クレステッドとは王冠という意味ですが、クレステッドモルモットを正面から見るとロゼットによってまるで王冠をかぶっているように見えることから名づけられました。
アビシニアン
今まで紹介してきた2つの種類よりも少し毛が長い種類です。全身にロゼット(つむじ)があることで毛がくるくると巻き毛のようになっていることから、巻き毛モルモットとも呼ばれます。
テディ
まるでテディベアのようなぬいぐるみのような見た目のモルモット。全身が縮れた毛で覆われています。
シェルティ
顔以外の毛が長くサラッサラな種類で、ロゼット(つむじ)はありません。本当に美しい種類です。
ぺルビアン(アンゴラ)
シェルティよりも毛の長さはさらに長く、顔の毛も長くなっている種類です。ロゼット(つむじ)はある子もない子もいますよ。
テッセル(テクセル)
こちらは全身が長く縮れた毛におおわれた種類です。テディの毛が長いバージョンというと分かりやすいでしょうか。毎日のブラッシングなどのお手入れは大変そうですが、このぬいぐるみ感は反則級です。
レックス(レッキス)
テディに似ていてテディよりもさらに毛がカールしている種類です。
スキニーギニアピッグ
体毛がほとんどないヘアレスとも呼ばれる個性的な種類で、ミニブタによく似ています。色や模様、少しだけ生えている体毛など個体差も大きい種類ですので、どの子をお迎えしようか、選ぶ楽しみも多い種類ですね。
コロネット
サラサラの長毛種で、頭部にのみロゼット(つむじ)があります。シェルティ―によく似ていますね
。
メリノ
長く縮れた毛をもち、頭部にのみロゼット(つむじ)があります。先ほど紹介したコロネットの縮れ毛バージョンですね。
アルパカ
最後は流通の少ないこの種類です。テッセルとぺルビアンの交配種であり、長毛で縮れ毛、体全体にロゼット(つむじ)がはいるという、想像しただけでもこもこでお手入れが大変そうでかわいいのがわかりますね。流通が少なく情報も少ないため、上級者向けの種類といえるかもしれません。
かわいい行動の意味とは?
モルモットは意外と感情表現豊かな動物です。野生では群れで暮らしているため、コミュニケーション能力が発達しているのでしょうね。ここではモルモットの鳴き声や行動について説明していきます。
鳴き声
まずは鳴き声です。
ピーピー、キューキューという鳴き方はうれしい時のもの。部屋んぽの時にケージの扉を開けるときなど、モルモットが喜ぶことをするとこのような鳴き方をします。
某アニメで話題になった鳴き声、プイプイ。これはかまってほしいサインです。
サイレン鳴きと呼ばれる、キューイ! と甲高い大きい鳴き声もあります。こちらは喜んでいることもあれば警戒している合図であることも。私が飼っているモルモットは、私が帰宅するとサイレン鳴きをするのですが、どちらなんでしょうね? 喜びだといいなぁ。
一方で怒ったとき、警戒したときにもきちんと合図をします。グルグル、ドゥルルル、歯をカチカチ鳴らすなどがその合図。私が飼っているモルモットの中で一匹大変警戒心が強い子は、ブラッシングをするといつもカチカチいわれます!
鳴き声をよく出す子とあまり鳴かない子もいるようです。それも個性ですね。
ポップコーンジャンプ
名前からしてかわいいですね。これは主に子どものモルモットがよくするもので、体をひねりながらジャンプをするものです。ご機嫌な合図なので、見かけるとうれしくなっちゃいますね。大きくなるとしなくなってくるので、子どもの頃の期間限定のかわいい行動です。
モルワッサン
これはモルモットが足を投げ出して三日月のような形になって寝ていることをいいます。警戒心の強いモルモットがモルワッサンになって寝るということはリラックスしている証拠であり、幸せに暮らしているモルモットの特徴と言われているんですよ。飼っているモルモットがこの体勢で眠っているのを見たら本当にうれしくなって、写真を何枚も撮ってしまうこと間違いなしです。
まとめ
今回の記事では、モルモットの12の種類とかわいい行動についてご紹介しました。モルモットと暮らすことで心が穏やかになったり癒されたり元気が出たりと、私にとっては本当になくてはならない存在になっています。この記事を読んだみなさんにもモルモットの魅力が伝わり、モル大好き仲間を増やせますように。