ちむどんどん最終回が「スピリチュアル展開」 亡き父に絶叫で妹回復…視聴者困惑「ここ感動するとこなの?」

J-CASTニュース

   沖縄料理に夢をかける主人公・青柳暢子(黒島結菜さん)と強い絆で結ばれた家族の絆を描いた、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」が2022年9月30日、最終回を迎えた。

   様々な苦難を乗り越えた大団円を迎えるも、解決策が「スピリチュアル全開」だとSNSで驚く声が広がっている

    ※以下、ネタバレを含みます。

  • 黒島結菜さん(写真:2019 TIFF/アフロ)

    黒島結菜さん(写真:2019 TIFF/アフロ)

  • 黒島結菜さん(写真:2019 TIFF/アフロ)

亡くなったはずの父が活躍

   前29日の放送では暢子が満を持して、地元で沖縄料理店「やんばるちむどんどん」をオープン。しかし徹夜で開店作業を手伝っていた暢子の妹・歌子(上白石萌歌さん)が体調を崩し、入院した。

   今回は、病名も言及されず、高熱が下がらない歌子を治すため、暢子は兄の賢秀(竜星涼さん)と姉の良子(川口春奈さん)とタクシーで海に向かった。兄妹は乗車料金も払わず、海に走り出し「おとうちゃーん!歌子を助けてちょうだい!」などと叫びだす。亡くなった父・賢三(大森南朋さん)に助けを求めたのだ。兄妹に先んじて海を訪れていた共同売店の店員・まもるちゃん(松原正隆さん)も黙って祈りをささげる。

   賢秀は、申し訳なさそうに料金を請求するタクシーの運転手(「ガレッジセール」ゴリさん)にも父に向かって叫ぶよう強要する。運転手が「あの人(まもるちゃん)やってないです」と指摘すると、「(まもるちゃんは)母ちゃんと同じ収容所からこの村にきて・・・わかる?」と反論した。

   こうして5人が叫び続ける中、歌子は無事に病院で目を覚ました。この時、暢子は「大丈夫、見ているからよ、まくとぅそーけーなんくるないさー」という賢三の声を聞いた。

   その後40年ほどが経過し、現代の暢子たちの姿が描かれた。歌子は「チャー元気さぁ、この10年風邪もひいてないよ」と話すように健康体になっていた。

   兄妹らは母・優子(仲間由紀恵さん)の誕生日を祝うため、実家に開いた暢子の店「やんばるちむどんどん」に集まった。兄妹の孫まで集い一同で「ハッピーバースデー」を歌う中、暢子は部屋の隅で嬉しそうに歌う賢三の姿を一瞬だけ目にした。

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