【スシロー】回転寿司マニアが「絶対食べた方が良い」と言う『全国うまいもん市』の高コスパ寿司3選! マニア「衣に神が宿っている」

ロケットニュース24

寿司だけでなくキャンペーンも回転しているスシロー。矢継ぎ早に繰り出されるキャンペーンには、当たりハズレがあるが、2021年8月25日から開始されている『全国うまいもん市』は当たりだと思う。

北海道から鹿児島まで全23種類のメニューが揃うこのキャンペーンは、まさに「あふれんばかりの、日本のうまい」というキャッチフレーズにぴったり。しかも、メニュー数だけではなく、白身魚から光り物、貝類までバリエーションも豊富だ。

逆に言うと、一度に食べきれる量ではない。そこで回転寿司マニアに「絶対食べた方が良い」メニューを聞いてみた。

・キャンペーン総評

話を伺ったのは、回転寿司の魅力に憑りつかれて30年以上の会社員・鮮魚久良々(せんぎょくらら)さん。すでに、キャンペーン開始当日に全てのメニューを食べているという鮮魚さんも、このキャンペーンには太鼓判を押す。

鮮魚久良々「ただ、種類が多いだけではなく、ネタがどっしりとしていて食べごたえのあるものが多い印象です。2貫300円皿の生ほたてはもちろん、大切りひらまさの、口いっぱいに頬張れるボリューム感は2貫税抜き150円と思えませんね」


鮮魚久良々「あと、旬で言うと生さんま(税抜き150円)も素晴らしい。もうすぐ9月ですからね。キャンペーン後も『今月の太鼓判』としてメニューに残して欲しいです」


──ということは「絶対食べた方がいい」という3皿もそれでしょうか。


鮮魚久良々「いえ、普通のキャンペーンならそうなるんですが、この3つをさらに超えてくるコスパの皿があったので今回のキャンペーンは凄いなと。まさに、グッドではなくエクセレントですよ」


──なるほど、より楽しみになってきました。


・馬刺しねぎとろ

鮮魚久良々「まず、間違いないのは、馬刺しねぎとろ(税抜き150円)です。単品での登場は3月の『とろとろ祭』以来ですが、これはメニューにあったら絶対に食べた方が良い一品ですね」

──食べてみたところ、濃い肉の味にユッケだれがまろやかさを演出している。さらに、滑らかな馬刺しの脂がネギトロという調理方法にマッチしていてウマイ。1貫でも物足りなさがなく、150円皿は安く感じた。


・あじフライ

鮮魚久良々「次に、見逃してはならないのはフライ系ですね。今回のキャンペーンでは、気仙沼からフカカツ(税抜き100円)、名古屋から特大ジャンボ海老フライロール(税抜き580円)が登場してますが、コスパで言うなら、私のオススメはあじフライ(税抜き100円)です」

──そこで注文してみたところ、シャリが押しつぶされんばかりのあじフライがやって来た。しかも、食べてみると、大きいだけではなく、サクッとした衣と脂の乗ったアジの身がハーモニーを奏でる。うん、これは良いあじフライだ。

鮮魚久良々「スシローは注文すると揚げたてが来るので、揚げ物系がとにかくウマイ。衣が生きているんです。普段から我々が何気なく食べているような揚げ物は、そんなスシローの良さがより際立つんですよね。神は細部に宿ると言うならば、スシローの揚げ物の衣には神が宿っています


──とのこと。最後ちょっと何を言っているのか分からなかったことはさて置き、3つ目のオススメをタッチパネルで注文するマニア。そして、レーンに届いたのは……


イカ?


・意外

絶対食べた方が良いのは2貫税抜き100円のイカですか? 天然本鮪の中落ちとかもあるのに? 見たところ、ネタが大きいというわけでもなさそうですが。


鮮魚久良々「食べたら分かりますよ」


──そこで食べてみたところ……


クッッッッソトロけてる

舌が一緒にトロけ落ちそうなほどにイカがトロトロなのである。確かに、使用されているあかいかの旬は8月だが、それにしてもトロけすぎだろ


鮮魚久良々「実は、このイカは麹熟成なんですよ。メニューにも小さく書いてるでしょ? 麹熟成はスシローで今年5月に登場したシリーズなんですが、その中でもイカは群を抜いて合っていたんですよね。3カ月置いてのキャンペーンでのカムバックは胸アツです。

麹熟成という技を使うことで値段以上のウマさを提供している。こういったウマイ寿司を安く提供するための工夫はスシローの真骨頂のように感じます


──ちなみに、本キャンペーンでは麹熟成赤かれい(税抜き150円)も登場しており、これはシリーズ新作と言えそうだ。今後も麹熟成寿司に要注目である。


・スシローらしさに向き合うマニア

以上、『全国うまいもん市』でマニアが「絶対食べた方が良い」という3皿を聞いてみた。結構、地味なメニューが選出されていることが意外ではあったが、逆に言うとそれだけガチと言えるかもしれない。

その証拠に、マニアの着眼点はいずれもネタ以上に「スシローらしさ」に絞られていたような気がする。スシローとは何か? 今日もそんな真実を追い求めマニアはスシローに通う。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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