前から見たらエレクトリカルパレードみたい。
昔から日本人が好きな外国車のひとつに、イギリスのMINI(ミニ)があります。このたびEVとなったコンセプトカー「ACEMAN」が発表され、世界中で話題になっています。
フロントライトとグリル周りのLEDライト、インテリアもダッシュボードに大きな円形のタッチパネルが搭載されるなど、SF映画にでも出てきそうな未来カーへ変身しました。
タッチパネルに合わせて、ダッシュボード全体にもプロジェクションマッピングのアニメーションが動き、ドアの下も地面に向かって光のアートが降り注ぐようになっています。グリル、前後ライトも動きがあって面白いですね。近付いてきた車や人に、音と光で注意喚起を促すのだそうです。
Can our most progressive MINI yet be appreciated in a single tweet?Tap here to dive into the #MINIConceptAceman, our first all-electric crossover concept car: https://t.co/MyB3ulWtFW#MINIpic.twitter.com/AQUYY072ln
— MINI (@MINI) July 27, 2022
遊び心満載のモードを使いこなそう
タッチパネルは「パーソナル・モード」で個人のテーマになったり、「ポップアップ・モード」で行きたい場所をルーレットで決めたり、子どもが好きそうな丸っこいグラフィックが動く「ヴィヴィッド・モード」など、音と映像が楽しい各モードは遊び心が満載です。真下にあるボタン類は唯一のアナログ的装備で、パーキングブレーキ、ギアの選択、エンジン始動と停止、モード選択、音量調節が可能です。
Who wants to transform their MINI interior with a single tap? ✋ Meet Experience Modes.
The #MINIConceptAceman, our first all-electric crossover concept car is here 👉 https://t.co/clYY2oeOcP#MINIpic.twitter.com/LBCqBE9duA
— MINI (@MINI) July 29, 2022
シートも革を使うことを止め、ポリエステル生地でポップな絵柄が若者にアピールしています。天井に載せたキャリアがユニオンジャックの形になっているのもシャレてますね。プラスチック類は再生プラを使っており、持続可能な未来を見据えています。
今回発表されたのはコンセプトモデルですが、2024年には量産タイプが発売予定で、電動ゴーカートのように市内を乗り回せるようになります。せっかく環境に配慮して電気自動車に乗るなら、楽しくありたいと思う人も多いでしょう。これは爆売れしそうですね。