たまに手土産なんかで『ゴディバ』を持って行こうと売り場を訪ねると、思いのほかお高くてビックリする。やはり美味しいものは、値段もそれなりにするなあと実感する次第だ。
そのように腰がチョコッと引けちゃう記者のような人間の強い味方が、福袋。今年(2023年)は一体全体どのような中身なのだろうか。いざ、確認だっ……!
・ゴディバ「ニューイヤーハッピーバッグ2023」税込3240円
・23ニューイヤースペシャルアソートメント R530(8粒入)
・ミルクチョコレートミニプレッツェル
・クッキーアソートメント(8枚入)
・New Year Happy bag
・年々考えることが増えるゴディバ
昨年(2022年)は「イヤーエンド ハッピーバッグ」という、年が明ける前の年末に販売される袋もあったが、今年(2023年)はそちらはない模様。
その代わり、種類がいくつも用意されていた。大まかに「百貨店内のショップ・商業施設内のショップ・オンラインショップ・アウトレット・ゴディバカフェ」とで、それぞれに内容が少しずつ異なる。
記者は商業施設内のショップで3240円のものを購入。このほか、5400円のも用意されていた。そちらはチョコの個数がより多く、板チョコなどさらに商品がプラスされるといった具合だ。
近年のゴディバ福袋と比べると、2022年のイヤーエンドは2023年の袋と同額だが、アイスが入っていた。また2021年は税込3000円でよりチョコレートが多く入っていたため、お得感はそちらのほうが上だったと言えるかもしれない。
となると、2023年の袋はゴディバ好きには物足りないのだろうか。いや、そんなこともないだろう。チョコ・クッキー・プレッツェルとバランスの取れたラインアップであるし、商品のクオリティは言わずもがな。
そしてなにより上記の通り、購入店が多岐にわたる、選択肢の幅が広いという点がナイス。まあ逆に言えば、ゴディバは年々考えることが増えるということでもあるが、悪いことではない。
ひとつひとつの値段を洗い出してお得感を取るか、チョコが入っているバッグのデザインで決めるか、はたまた直観か。より好みに合わせた袋を手に入れられ、また購入チャンスも増える。
ゴディバの袋が、消費者のニーズに寄り添っていることは間違いない。ドンズバで好みの袋が見つかりそうで、ありがたいな。
そんなこんなでゴディバは年々、福袋としてのクオリティが増す一方であるように感じる。来年はどんな手法で、我々のチョコ欲を満たしてくれるのか。今から楽しみでならないぜ……!
参考リンク:ゴディバ ニューイヤーハッピーバッグ2023
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.