この春おすすめな世界観に没頭できるゲームソフト4選

GIZMODO

ゲームしよう、春だもん。

新生活がスタートする春先は、ストレスが溜まりがち。そんな時はおうちで思う存分、ゲームに没頭して心身の疲れを癒しちゃいましょう。今回はSF系RPGやたっぷり遊べるシミュレーション、ちょっと変わった一人称視点のアクションゲームなど、Wirecutterが厳選したおすすめゲームソフト4選をご紹介します!


自由を求めて過酷な島を生き抜く、一人称視点シューティングゲーム:Deathloop

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Image: Arkane Lyon

プラットフォーム:PCプレイステーション5

通常価格:8,778円

対象年齢:18歳以上(CERO Z)

その革新的なゲームプレイアートディレクションで絶賛され、数々の賞を総なめにしたDeathloop。忍び寄る多くの敵、さまざまな銃や能力を駆使した熱い戦闘、挑戦的なシナリオ…など、アクションゲームやステルスゲームに求めるすべての要素がつまった名作。しかもこれまで見たことない、まったく新しいゲームになっています。

プレイヤーはブラックリーフ島のビーチで目覚めます。自分が誰なのか、どうやってここに来たのかも最初はわかりません。しかし次第に、自分が謎のタイムループに閉じ込められ、永遠に同じ一日を繰り返す運命だと気づきます。このタイムループを終わらせる唯一の方法は朝・昼・夕・夜の4つの時間帯、4つのエリアで8人の重要人物を暗殺すること。敵のスケジュールや居場所などの手がかりをつかみ、1日が終わるまでに暗殺を完了できるよう綿密に計画を練らなければなりません。

失敗するとループが再開され、ビーチで目覚めた瞬間に戻り、前回のループで手に入れたアイテム、武器、能力は基本的にすべて奪われてしまいます(希少エネルギー「レジドゥム」を注入したものは除く)。

私は20時間以上プレイしましたが、まだループから抜け出せません…。しかしもっと短時間でメインストーリーをクリアしているプレイヤーもたくさんいます。ループで振り出しに戻るのはじれったい気もしますが、再スタートするたびに登場人物やプロットに関する新たなヒントが見つかり、次に進むことができるので、イラつくことはありません。

透明化や複数の敵への同時攻撃能力など、新たな超パワーをアンロックすることもできます。一人称視点の銃撃戦も楽しめますが、私はほぼ全編ステルスでプレイしました。Deathloopを製作したのは“Dishonored”シリーズのArkane Studiosなので、同シリーズの経験者であれば馴染みやすいかもしれません。

毎回、「あと一周でループから抜け出すぞ!」と思わせるゲーム性も秀逸ですが、Deathloopの魅力は、そのスタイリッシュさ。メニューやポスターのアートワークから、音楽やサウンドデザインに至るまで、1960年代のスパイノワール的なテイストが随所に散りばめられており、この1年でプレイしたゲームのなかで最上級に「クール」でした。

ちょっぴり懐かしい雰囲気のアドベンチャーRPG:Eastward

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Image: Pixpil Games

プラットフォーム:ニンテンドースイッチPC

通常価格:2,680円

対象年齢:12歳以上(CERO B)

日々の生活に疲れ、膨大なクエストと壮大な冒険に繰り出す元気がないときについつい手が伸びるのが、Eastward。どこか懐かしいのんびりした雰囲気のシンプルなゲームですが、キュートなドット絵に騙されてはいけません。意外にもダークで魅力的な世界が待っています。

主人公はジョンと、少女サン。あらゆるものを崩壊させる「タタリ」が世界中に広がった世界で、人々は地下でひっそりと暮らしています。ネタバレになってしまうので詳細は控えますが、とにかくEastwardは心温まるストーリーを味わう作品。複雑なゲームプレイや膨大な数のクエスト、サイドストーリー的なミッションの代わりに、延々と会話を重ねていく感じです。

Eastwardはゲーム内で自由に遊べるアクティビティはそれほど多くありません。あくまでジョンとサンの、互いを補い合う能力を駆使しながらストーリーをすすめていきます。サンは敵を凍らせたり、暗い場所を照らしたりできる能力を持ち、腕っぷしの強いジョンは戦闘担当。スイッチを押して障害物の位置を変えたり、爆弾で壁を吹き飛ばしたり、ケーブルをつないで電流を流したり…と2人の間を行き来しながらダンジョンを進み、パズルを解いていきます。

謎解き要素ありですが、難しすぎるほどではなく、なんとなく「ゼルダっぽい」といえばわかりやすいかもしれません。戦闘もありますが、生々しさはあまり感じさせません。むしろ穏やかな雰囲気で、アンビエントなサウンドトラックとドット絵のグラフィックがマッチし、ディテールまでしっかり描きこまれたアニメーションに浸ることができます。

カントリーライフを味わえる人気の農場づくり系RPG:Stardew Valley

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Image: ConcernedApe

プラットフォーム:ニンテンドースイッチPC、プレイステーション4(配信終了)、Xbox OneAndroidiOS

通常価格:1,480円前後(PC、コンソール版)、500円~600円前後(モバイル)

対象年齢:12歳以上(CERO B)

Stardew Valleyは新しいゲームではありませんが、まだプレイしたことのない人、ひとり時間にコツコツ農園づくりに励みたい人にはかなりおすすめ。PCでもゲーム機でもスマホでも遊べます。私は毎年新しい農場を開いては、リラックスタイムを過ごしに戻ってきます。大型アップデート前の2020年12月までですでに200時間以上、アプデ後の1年でさらに300時間近くこの世界を堪能しています。

ちなみにアップデート(1.5)では、マップ内にまったく新しい地域が追加されました。最初のクエストをクリアし、コミュニティセンターを修理するとアクセス可能に。収集アイテムやアクティビティが追加されたほか、火山ダンジョンや友達キャラ、ミニ博物館、そして常夏の農場といった要素も増えてますます楽しくなりました。わかります? 温室がなくても一年中スターフルーツを育てて収入を得ることができる喜び…。この興奮が伝わらない人こそ、ぜひ一度プレイしてほしい…。元の谷に戻らないとクリアできない長編クエストが追加されたのも、またオツな感じです。

とにかくやることが多いので、友人と協力プレイをするのも楽しいです。私も毎週、友人と2人で遊んでますよ。農場経営は忙しいですから、仕事は分担制にしたりして(私は魚つりや動物の飼育、彼は鉱山探検やNPCと仲良くなるのが得意です)。

Stardew Valleyはモバイル版も完成度がかなり高く、遊びやすいです。ゲームのレスポンスがいいので、エリアをタップしてキャラクターを送ったり、何かをチョキチョキ刻んだり、誰かと話したりするのもササっとできます。ただし、モバイルはアプデ1.5には未対応です。

銀河を舞台にした一人称SFアクションRPG:アウターワールド

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Image: Obsidian Entertainment

プラットフォーム:ニンテンドースイッチPCプレイステーション4Xbox One

通常価格:7,480円

対象年齢:18歳以上(CERO Z)

アウターワールドがリリースされたのは、2019年後半。私がこれを入手したのはその数カ月後ですが、「どうしてすぐに買わなかったのか…」と悔やみたくなるほど、どハマりしました。パンデミック初期、ステイホームと容赦ない降雪で家に缶詰めだった私を別世界に連れて行ってくれたのが、このゲームでした。資本主義的なディストピア感はひしひしと感じますけどね。アウターワールドの舞台は、わずかな巨大企業(しかもブラック)が宇宙をコロニー化した異世界です。月も惑星も彼らが牛耳っており、新天地を求めて地球から移ってくる人々もまた、彼らに奉仕することに。

活気あるキャラクターに色彩豊かな風景…のわりに設定が地味だな、と思っていたのですが、この世界を冒険する時間は本当に楽しかった!自動販売機のキャッチーなジングルから「アドレナタイム」「スティミュローション」といった戦闘力増強薬のビクトリア朝っぽい広告まで、世界観を構築するディテールが溢れています

ほぼすべてのクエストで分岐点があり、どちらかを選ぶように指示されます。あるとき、各大企業のCEOで構成される評議会を怒らせてしまい、マップの全地域が標的にされ、本来ゲットできたはずのミッションが閉ざされたこともありました。

アウターワールドでは、追加コンテンツ2種(「ゴルゴンに迫る危機」と「エリダノス殺人事件」)も用意されています。ちなみに、本編をクリアすると(12~40時間かかる)、前のセーブをロードしないとプレイを続けることができないので、クリアする前にダウンロードコンテンツを購入してインストールしておくと、より没入感のある体験を楽しめますよ!

※価格など表示内容は執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。

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