フィギュアスケート元ロシア代表で五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏(39)が2022年4月7日にインスタグラムを更新し、スポーツと平和についてロシアのスポーツ大臣と語ったことを明かした。
この日は自身が運営するスケートアカデミーの5周年で、ロシアのスポーツ大臣オレグ・マティシン氏(57)がアカデミーを訪問したという。
「スポーツには国境がない」
インスタグラムに生徒たちと大臣の集合写真や、大臣との2ショットを投稿したプルシェンコ氏は「スポーツは平和の大使として機能するべきだと大臣と話し合いました。ロシアは常に協力を受け入れている」と明かした上で自身の見解を示した。
「スポーツには国境がなく、オリンピックの価値観はどこでも求められているはずだと確信している」
そして「私たちのチャンピオンは何千人ものファンの模範であり、彼らは素晴らしいスキルと経験を持っている。彼らの力を借り、私たちはさらに多くの人々を積極的な運動教育やスポーツに引き付けることができるでしょう」とつづった。
ロシアのウクライナへの軍事侵攻が続く中、プルシェンコ氏はSNSで各スポーツの国際大会からロシア選手が除外されていることに抗議し、「ロシア人であることを誇りに思う」などと母国愛を発信し続けている。