「強制性交容疑」山川穂高を欠き、さらに… 西武の現状に嘆きの声「この戦力では厳しい」

J-CASTニュース

   西武が苦境にあえいでいる。交流戦開幕戦となった2023年5月30日の阪神戦(ベルーナドーム)で1-3と敗れて借金は今季ワーストタイの8に。5月の月間成績は6勝16敗1分と大きく負け越している。

  • WBCに出場した山川穂高(写真:CTK Photo/アフロ)

    WBCに出場した山川穂高(写真:CTK Photo/アフロ)

  • WBCに出場した山川穂高(写真:CTK Photo/アフロ)

「長打を打てる選手がいない」

「主将の源田壮亮が右手小指骨折から復帰したのは心強いが、4番で打撃好調だったベテランの中村剛也が外腹斜筋の軽度の損傷で交流戦前に離脱したのが大きな痛手です。山川穂高が強制性交容疑で書類送検され、復帰の見通しが立っていない中、中村もケガで抜けたことで長打を打てる選手がいない。打線の迫力不足は否めません。松井稼頭央監督は色々やりくりしていますが、この戦力では厳しい」(スポーツ紙デスク)

   5月は23試合で計45得点。1試合平均2点以下では勝ち試合をなかなか作れない。山川、中村不在で4番にスタメン起用されている渡部健人も1本立ちするまでに我慢の期間が必要だろう。投手陣も抑えなければいけない思いが力みにつながっているように感じる。高橋光成、今井達也、平良海馬、松本航とパ・リーグ屈指の先発ローテーションをそろえているが、5月の先発陣の防御率4.38はリーグワースト。要所で踏ん張れずに崩れるケースが目立つ。

   最下位・楽天とは1ゲーム差。きょう31日の阪神戦(ベルーナドーム)は、本田圭佑が約1年8カ月ぶりに先発を務める。昨季は45試合に救援登板して4勝2敗20ホールド、防御率1.97の好成績をマーク。今季も8試合に救援登板していたが、先発陣がピリッとしないチーム事情で抜擢された。絶好調の阪神を抑えて流れを引き寄せられるか。

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