こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
連日予算委員会が続く衆議院ですが、本日木曜日は「憲法審査会」が開催される定例日です。
立憲のサボりは毎度の事として、自民党は何故付き合うの?憲法審やれば良いでしょ。 https://t.co/Q6i37cFTmr
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) January 26, 2022
立民憲法調査会 中川会長「予算委中は審査会開催に応じず」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220125/k10013449871000.html
>「与党から憲法審査会を開きたいという要求が来ているが、われわれは、原則に戻って予算委員会が開かれている間は応じないという方向で頑張っている。
……「頑張っている」って。。
これまで、国会では憲法論議を先送りする口実として「予算委員会中は憲法審査会を開会しない」という謎の慣習・原則が存在してきました。
しかしながら、いかに予算委員会が重要な審議であるとはいえ、全国会議員が委員として出席しているわけではありません。他の委員会との同時開催は十分に可能になっています。
憲法審査会は役所の答弁前提としてないから、基本的には議員だけでできる話で他の党もそう認識して参加しようとしてるのに
「僕ちゃん忙しくてできないよー」
と言ってる立憲民主党はサボりだわな。 https://t.co/gQVZVyN6u9— 宇佐美典也 (@usaminoriya) January 27, 2022
また、元官僚の宇佐美典也さんが指摘するように、憲法審査会は官僚からの質問取りや答弁が必要とされておらず議員のみで完結できます。
そのため、立憲民主・共産を除く多くの政党・会派は因習に囚われず参加に意欲示しているのに、「前例」を理由に議論を先送りする姿勢は「逃げ」「サボリ」との批判を免れることはできないでしょう。
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しかし一方で、冒頭に引用した維新・松井代表が指摘しているように、こうした立民の姿勢を事実上許容している自民党にも大きな責任があります。
文通費の議論でもそうですが、あまりにも全会一致を重視しすぎて議論や審議にフタをする姿勢は、結局は自民党にもやる気がないのだと判断せざるを得ません。
さらには参議院にも憲法審査会があるわけですから、こちらも積極的に動かしていく必要があります。
改憲議論に積極的な維新・国民民主が議席を伸ばし、国会内の雰囲気も大きく変わりつつあります。
毎週の定例会には衆議院の憲法審査会、そして参議院側でも活発に開催が行われるよう、引き続き提案を強めてまいります。
それでは、また明日。
音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 38歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。 三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会) ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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