アメリカの電気自動車メーカー・テスラのCEOであるイーロン・マスク氏や、アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏など、世界的に有名な富豪たち。国際NGOオックスファムは、こういった世界の富豪上位10人の総資産が、コロナ禍の2年間で、2倍以上に増えたとする報告書を発表した。
オックスファムの報告書によると、コロナ禍が始まった2020年3月時点の10人の資産合計は7000億ドル、日本円でおよそ80兆円だった。それが去年11月時点で1兆5000億ドル、日本円でおよそ172兆円に膨らんだとしている。
一方で、コロナによるロックダウンや経済の悪化などで、新たに1億6000万人以上が貧困状態になったと指摘。オックスファムは「中央銀行が経済を救うために、何兆ドルも市場に注ぎ込んだが、そのほとんどは株高ブームに乗った億万長者のポケットに入った」として、「激しい不平等は偶然に生み出されたものではなく、少数の特権層に有利な政策をとってきた『経済的な暴力』の結果だ」とコメントしている。(『ABEMAヒルズ』より)
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