上海市内のスーパーへと続く、長蛇の列。店内では客たちが商品を奪い合い、客同士がつかみ合いになるトラブルも。原因は、新型コロナウイルスの感染拡大による上海市のロックダウンだ。
3月23日には「上海が都市封鎖されると虚偽情報を流した」として、当局が男性２人を捜査していると発表するなど、これまで「ロックダウンはしない」との姿勢を見せていた上海市。
しかし3月27日には、過去最多となる3500人の新規感染者が確認されるなど、感染拡大が深刻化するとその対応は一転。
市を東西に分け、事実上のロックダウンを開始するとしたのだ。東京の約2倍、2600万人の市民が対象という、まさに前代未聞の規模となる。
上海の東と西をつなぐ橋や付近の高速道路にも、乗用車は見当たらない。公共交通機関は運行を停止し、市民が許可なく外出することも禁止された。
ロックダウンの期間については、3月28日から封鎖がはじまった東のエリアは3日後の4月1日まで、西のエリアは4月1日から5日まで封鎖される予定だという。（『ABEMAヒルズ』より）
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