オミクロン株の蔓延を受けて、今日、全国での感染者がついに1万人を超えました。急速な拡大です。
岸田総理の対応は、既にかなりの後手後手にまわっていると言わざるを得ません。
岸田総理は、切り札のワクチン3回目接種について、昨日唐突に、さらなる前倒しを発表しました。しかし、今日その具体的な内容を厚労省からヒアリングしたところ、全く決まったものはありませんでした。
つまり、前倒しする、と岸田総理が言っているだけで、具体的にそのためのワクチンをどうやって調達するのか、配布するのか、打ち手の確保などはどうするのか、といったことは全く決まっていないということです。
すなわち、昨日の岸田総理の発表は、極めて生煮えの段階での発表だったということです。
後手、に加えて、右往左往している印象すらあります。