iPad mini 6用の相棒はどれがベスト? 4つの小型キーボードを試してみました

GIZMODO

iPad mini 6でもバリバリ入力したい!

と願っている人も多いと思うんですが、iPad miniにはApple純正でキーボードケースが用意されていません。やはりサイズが小さすぎて、ケースにキーボードを収めるのが難しいんですかねー。でも、せっかくだったらこの最高のフットワークを備えたマシンで、どこでも快適に入力したってのが心情ってもんじゃん。

というわけで、公式で用意してくれないならば、自分で探すもん!で、いくつかの小型キーボードを集めて触ってみました。iPad mini 6オーナーの方の参考になれば幸いです。

サンワのウイング型キーボード「400-SKB051」

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Photo: 小暮ひさのり

キーレイアウト:英語

いいところ:窮屈さがない、折り畳めばiPad miniより小さいフットプリント

イマイチなところ:セパレートレイアウトへの慣れが必要

二つ折りでコンパクトに携帯できるキーボードですが、特徴的なのが展開するとV字のウイング形状になるところ。手を置いた時に両手が自然と広がるので、コンパクトキーボードの宿命だった窮屈さが解消されています。

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Photo: 小暮ひさのり

キーを押した感覚もすごく良く、しっかりとした入力感があるのもGood。

英語キーボードなのでJIS派はキーレイアウトに慣れる必要があるのと、セパレートになったウイング形状配置へも慣れる必要があります。慣れるまでのタイプミスを修行期間として飲み込めれば、かなりおすすめなキーボードです。個人的に一番好き!

iCoverのタッチパッド付きキーボード「IC-BK08」

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Photo: 小暮ひさのり

キーレイアウト:英語

いいところ:メカニカルな展開構造 、折り畳めばiPad miniより小さいフットプリント

イマイチなところ:タッチパッドが曲者…

折りたたんだ時のコンパクトさはナンバーワン。メカニカルなヒンジで左右に開く様子はカッコよくて、さぁ入力するぞ!という時に、ガションがションと展開させる様はTHEガジェット!な心昂りを感じます。

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Photo: 小暮ひさのり

キーはカチャカチャとした入力感で、キーストロークもある程度確保されているので気持ちよく入力できますね。また、最大の特徴はタッチパッド付きというところ! キーボードをペアリングするだけでタッチパッドも使えるので、1台で2度美味しいキーボードとなっています。

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Photo: 小暮ひさのり

ただこのタッチパッドが曲者なんだなぁ…。

キーがかなり詰まっている感があり(キーピッチ16.5mm)、タイピングしているとたびたび右手小指がタッチパッドに触れてしまって、入力途中で確定されて「あぁん!」ってタイプミスが連発。そこを触れないようにを意識すると、どうしても手をすぼめて入力するスタイルになるので、僕はちょっと窮屈さを感じてしまいました。

このタッチパッドに触れちゃう問題を乗り越えられれば、見た目もかっこいいし、フットワークの良さや効率性でのメリットは大きいんですけどね〜。

ロジクールの防汚・静音性に優れた「KEYS-TO-GO iK1042BKA」

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Photo: 小暮ひさのり

キーレイアウト:英語

利点:静音性の高さ、iPadとまとめて持ちやすい薄さ

欠点:ふわふわとしたキータッチ、高め

フラットなデザインの薄型・軽量キーボード。上の2つと違って折りたたみではありません。しかし、軽くて薄くて、板っぽい感じなので、持ち運びは意外と楽ちん。

キーはシリコンに覆われているので防汚性が高いのが特徴。ふかふかで静音性が高いので、わりかし静かめなカフェでも利用しやすいのがポイントですねー。

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Photo: 小暮ひさのり

ただし、打鍵感の良さとは対極にあるキーボードです。

キーピッチは広めなんですけど、ふわふわぽちぽちとした打鍵感は本当に好みが別れます。ストレートに僕が感じた印象は、「古のキーボード付きタブレットケースのキー」って感じでした。静粛性を求めるならダントツで一位なんですけどねー。

JIS入力できるのが強い!Appleの「Magic Keyboard(JIS)」

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Photo: 小暮ひさのり

キーレイアウト:日本語JIS/英語US 両方あり

利点:Macと共通したシステム

欠点:高額、モバイル性はちょい悪い、充電がLightningコネクタ(ほかはみんなmicro USB)

番外として携帯している人も多い、Appleの「Magic Keyboard」も使ってみました。

利点はやっぱりMacと同じインプット環境を持っていけるところですね。見た目以上に軽いので、iPad mini 6と一緒にカバンに突っ込んでも問題なく携帯できるサイズ感も好き。

しかもJIS配列で入力できる数少ない選択肢となっているので、JISキーボード入力派には有力な選択肢。デスクトップ用キーボードなので、広々と入力できるのも効率的です。慣れや練度関係なく、Macユーザーならいつものタイプ感をiPad miniで楽しめると思います(日本語IMEはApple標準のものとなりますが…)。

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Photo: 小暮ひさのり

ペチカチャとしたキータッチは好みが分かれるところだし、価格を考えると、カジュアルさに欠ける悩ましキーボードですが、Macで使っているならもう1台おかわりで買っておいても良い気がしますね。個人的には長文入力で有利なキーボードだと感じました。


というわけで、4台のキーボード比較でした。

どれも特徴が異なるので、これがベスト!は難しいとは思うんですが、iPad mini 6と一緒にお出かけして、気持ちよくアウトプットしたい!と願っているなら、ぜひキーボードも用意してみてください。

あるとなしでは、入力の効率さが段違いです。

訂正[2021/11/04]充電コネクタに関する記述を修正

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