こんにちは、奥村茉実です。前回に続いて「琥珀色の遺言」(X68000版)をプレイしました。アドベンチャーゲームであり、現在プロジェクトEGGで440円(月額料金別)で購入可能です。今回も私がゲーム内で操る私立探偵の藤堂龍之介が、屋敷で次々と起こる事件解決に向けて、捜査を進めます!

レトロゲームのプレイにはマウスコンピューターさんの「G-Tune P5-144」を利用させていただいています。主な仕様は、Core i7-10750H、メモリ16GB、GeForce GTX 1650 Ti、SSD 512GB、フルHD液晶を搭載しています

 まず事件別に整理! こちらが3週目のスタート時の様子です。

現時点の相関図

現時点の捜査段階。やっと半分くらいまで進んだ!

 まずは影谷恍太郎殺人事件から。だいぶみんなが私がこの屋敷に来た本当の理由に気付き、何でも話してくれるようになりました。まぁ、その中に犯人もいるので、こちら側は不利ですが……。

 恍太郎の息子の妻、美津はやはり怪しい。「私の心にやましいことなんてありません……。」など逆に怪しさを含む言い方をする! さらに書生の萩原が持っていた証拠品のブレスレットについて聞くと、言葉を濁します。

 恍太郎の1人目の妻の娘である綾は、彼女のものであろう証拠品の手袋に関して、未だに口を開きません。本当は綾のものではないのに、誰かかがそう言って捜査を攪乱させているのか……。結城一馬が殺されたあたりから、私は確実に人間不信です(笑)。

 ここでふと思ったのは、だいぶ各証拠品の持ち主が判明してきてはいますが、全てとは言わずとも、実は事件には直接その持ち主自身は関係していないのかもしれない。たまたまそこにあっただけなのかもしれないし、犯人が自分以外をあえて怪しまれるように仕組んでいるのかもしれない……。

ちなみにこのように証拠品に関しても細かくメモが残されます。誰がどこで見つけたのか、誰のものなのかなどなど

 今はもう外に嫁いでいる恍太郎とルイの娘の九条英子は、他の人の話によるとお願い等がある時だけ、この屋敷に戻ってくるとのこと。いいように使っている、使われている感がありますよね。まあ事件に関して聞くといつもブチギレますし…聞かれたくない理由はあるのでしょう。

 そして事件の捜査の依頼人かつ屋敷に長くいる辰野。証拠品の手帳の中の日記に、恍太郎の字で、「自分の死後は自分とルイとの子供の林太郎に任せる」、「遺産も彼に渡す」と書かれていたそう。それを伝えると辰野は無言でした。これはどういうことなのか。今後何かにつながりそう。

 ちなみに恍太郎の今の妻、ルイは恍太郎の事件直後、部屋の前をウロウロしていたとか。夫が亡くなった動揺なのか、犯人が故の動揺なのか。さらに敦男に何か話しかけられて、困った表情をしていたところも目撃されています。一体敦男は何を彼女に言ったのだろうか。

 恍太郎の息子である利彦は、証拠品を色々見せると様子がおかしくなりました。さすがに証拠品として自分の妻のブレスレットを探偵の私が持っていることには驚いていましたね。

 さらに屋敷で最近働き始めた春に辰野に関して聞くと、「この事件に関して何か知っていても他の人には言うな。言ったらクビだ。」とまで言われたそう。これは依頼人が言う言葉では絶対ないですよね。やっぱり辰野は真っ黒!

 そんな春が見つけてくれた証拠品。それは利彦の部屋にあった象牙の帯留め。ただ、春曰く、彼の奥さんの美津に聞いても「自分のではない」と言われたとのこと。色んな人に話を聞いていくと、うめのものであることが判明! そのあと利彦に帯留めを見せると、またまた焦っているよう! 点と点が結ばれる感覚です!

妻のものではないものが利彦の部屋に…変な話ですが、帯留めというところがまた色んな怪しさを生む。】

 そして次に結城一馬殺人事件。

 結城一馬と仲がよかったとされる、恍太郎とルイとの息子の敦男は、結城の事件が起こった時、中庭にいたとのことですが、どちらかというと中庭が関係するのは恍太郎の事件。これは結城の事件に関してはシロということなのか……。

 またまた美津。結城一馬の死に対して「せいせいしたわ」とまで言っています。いくら嫌いでもそこまで言うかな……。

 さらに、ここでも書生の萩原の名が浮上。結城に何か弱みを握られていたのかもしれないとのこと。結城に捕まえられて何か話していたとの情報が入りました。萩原は両方の事件に関係しているの!?

 利彦に結城一馬の殺人に使われたであろうスポイトを見せると、かなり動揺を。これは何か隠しているな。

 そして庭番の喜助。彼は娘が殺された以降、人に対して冷たい態度をとるようになっていました。最初は疑っていましたが、この人は悪い人ではなさそうだと今は思っています。

 ですがここで気になる発言が……。

 「あの男が娘を捨てた」と言うのです。

 実は私も彼の娘の死はこの屋敷の中で何かがあったのかなとは思っていたのですが、やはりそうでしたね。さらに「恍太郎はあの男が殺しただろうと思い、今度は自分があの男を殺そうとした。ただその前に誰かがあの男を殺した。」と言うのです!

 ということは、喜助は少なくとも恍太郎を殺した犯人ではない。けどあの男はもう殺されている……。他に今殺されているのはただ一人……。

 なるほど! ”あの男”は結城一馬だ!

 実は喜助は結城が殺されかけている現場に遭遇していたが、あえて助けずに見て見ぬ振りをしたとのこと。つまり彼はどちらの被害者のことも殺してはいない!

 実際、一度相関図等を見に戻ると、喜助が犯人の色ではなくなっていて、容疑が晴れたとの記載も追加されていました!

喜助に自供済みという情報が追加! 私の予想的中! 最初疑ってごめんね

 それにしてのこのゲーム、BGMが本当に各場面にあっているのです。協力者と話している時は穏やかなもの、犯人の可能性が高い人との時間はミステリーで流れそうなもの、事件が起きた時のBGMなんて、いきなり流れるし、怖い雰囲気が溢れていて本当に怖いです(笑)。もうやめて!と流れる度に言ってしまうほど。

 ここで今まであまり気にしていなかったタロットカードのことですが、見つけるたびにどんな未来を示すカードなのか説明があるのです。誰が持っていた、どこにあったのかを最初から気にしていたら、その未来が今と考えると……。

 恍太郎が生前引いたカードには「死」が表れていて、実際にそうなった。例えば今集まっているカードには「裏切り」を示すものもあるのですね。じゃあこれを持っていた人は事実を私に証言していないのかもしれない。などなどいきなり頭に浮かんできたのです。今はまだ1つ1つ見直さずにとりあえず進めますが、実はこの閃き何かの参考にはなるのかも?

 ここで……。

 えええええええええ!!

 敦男が殺された!?

 なんと敦男が浴室で死んでいたとのこと。手を怪我しているため抵抗できなかったのか、誰かに浴槽の中に無理やり押し込められたのでしょうね。発見者は恍太郎の母のスミに、敦男にタオルを持っていくように頼まれた春。その時浴室のところの廊下には運転手の倉橋がいたとか。

 実はプレイ中、部屋の電気を消していたのですが、いきなりの殺人現場の絵と音が怖すぎてつけました(笑)。

まさかのここで敦男が殺された……。殺されたからと言って、犯人ではないとは言えないものの、疑っていた人が次々と殺されている……

 最後に中庭では小さな宝石箱をゲット。これはただ落ちていただけなので何も言えませんが。証拠品として確保。

中庭の隅で発見。喜助が持つ宝石箱と関係があるのか……。事件とは関係があるのか……

 解決するべき事件がさらに増えたけど、今週はここまで! どんどん捜査することが増えていき、整理が追い付かない! だけど気になってやりこんでしまう(笑)。

 最終的な相関図と捜査段階はこちらです。着々と進んでいます!

現時点の相関図

現時点の捜査段階。あと数周で終われるか!?

 といことでまた次週も奥村の捜査を見守ってくださいませ!

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