どんな投稿がFacebookのニュースフィードに表示されにくくなるのかをFacebook自身が解説

GIGAZINE
2021年09月24日 21時00分
メモ



2021年9月23日にFacebookが「コンテンツ配信ガイドライン」を公開し、ニュースフィードに表示されにくくなるのはどんな投稿なのかを明らかにしました。

Sharing Our Content Distribution Guidelines – About Facebook
https://about.fb.com/news/2021/09/content-distribution-guidelines/

Facebookによると、コンテンツが表示されにくくなる理由は下記の3つに大きく分かれているとのこと。それぞれのセクションでは項目ごとに具体的に何がアウトと判定されるのかが記述されており、よりFacebook内で表示されやすい投稿にするために避けるべきことが分かりやすくなっています。

1:ユーザーの直接フィードバックへの対応
ユーザーがFacebookで見るのが好きなものと嫌いなものについてのユーザーからのフィードバックを受けて、それに応じてニュースフィードが変更されます。

・迷惑広告
ページが広告に覆われていたり、ムービー広告や音声広告が自動再生されたり、コンテンツを閲覧するためにページのリロードが必要だったりするページへのリンクが含まれている投稿。


・クリックベイト
コンテンツについて過大に誤解させる文言を使用した投稿。

・報告率や非表示率が高いと予測されるコメント
・組織的なコメント
・エンゲージメントベイト
「共有」「コメント」「いいね」などを明示的に要求する投稿。

・クローキングを行っているドメインへのリンク
Facebookのレビュープロセスをバイパスしようとしているドメインへのリンクが含まれる投稿。

・不必要にユーザーデータを要求するウェブサイトへのリンク
・低品質な閲覧体験
ページが削除されていたり、モバイルでフォーマットが崩れたり、テキストサイズが読み辛かったりするサイトへのリンクが含まれる投稿。

・低品質なコメント
0文字のコメントやコピーペーストで長くなったコメント。

・低品質なイベント
時間や場所が欠落していたり、参加が不可能だったりするイベント。

・低品質なムービー
録画や静止画、アニメーション、ループなどを生放送だと偽ったり、静止画を動画と偽ったりしている投稿。

・スパムの可能性が高いもの
・センセーショナルな健康に関する投稿と健康に関する営利目的の投稿


2:クリエイターに高品質で正確なコンテンツを作るよう働きかける
興味深くて新しい素材をユーザーが入手できるように、そうしたコンテンツの作成を推進する取り組みを行っているとのこと。

・オリジナルコンテンツが少ないドメイン
・ファクトチェックで偽とされた情報
・不正なシェア
アカウントを多数作成するなどの行為を通して、人工的に視聴回数やエンゲージメントが高められた投稿。

・クリックギャップの大きいドメインやページへのリンク
Facebookからの流入が流入の大部分を占めているページやドメインへのリンクが含まれる投稿。

・ソースが明確でないニュース記事
・広く信頼されていないニュースパブリッシャーからの投稿
・配信数を人為的に水増ししているページからの投稿
・グループにハイパーシェアする利用者からの投稿
・オリジナルではないニュース記事

3:安全なコミュニティの育成
意図的であれ不作為であれ、コミュニティの中で問題になりうるコンテンツは表示されにくくなります。

・コミュニティガイドラインのボーダーライン上のコンテンツ
・コミュニティガイドライン違反の可能性が高いコンテンツ
・Facebookのポリシーに繰り返し違反している人が投稿したコンテンツ
・性的および衝撃的なコンテンツを含むランディングページへのリンク
・複数のアカウントを持っている可能性が高い利用者からの投稿
・バズり方が怪しい投稿
特に投稿者の居住国外で予想外にバズった投稿は、投稿者の身元が確認できるかレビューが終わるまで投稿の表示を制限する可能性があるとのこと。

・自殺に関する危険な報告
自殺報道のガイドライン」の中で自殺を促進するとされている方法で描写された自殺のニュース記事。

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