コンビニのおにぎりを温めるためだけに存在する「USBおにぎりウォーマー」!! その崇高なる使命とは

ロケットニュース24

あなたはコンビニのおにぎり、温める派だろうか?

地域差が大きいらしく、寒冷な北海道や東北に加えてなぜか九州で「レジで聞かれる」が多数派だったり、北海道テレビ放送には「おにぎりあたためますか」という番組があるほど。

そういえば筆者も聞かれたことがあるが、お願いしたことはない。普通の飲食店でぬるい白米が出てきたらクレームものなのに、おにぎりになると違う。むしろ常温で美味しい。

ところが、いつも奇抜な商品で我々を驚かせるサンコーには「USBおにぎりウォーマー」なる商品が存在する! しかも三代目という人気商品!! その理由を探ってみた。


・「USBおにぎりウォーマー」(税込2480円)

商品がこちら。ぱっと見はモバイル機器でも入っていそうなシンプルな黒ケースで、卓上でも目立たない。コンパクトなので登山やハイキングにも持って行きやすいだろう。

約90cmのUSBケーブルがついており、モバイルバッテリーなどにつなぐ。ACアダプタは別売。

中にはコンビニおにぎりが1つだけ入る。ほかの機能はいっさいない。

強いていえばカバンの中でおにぎりがつぶれない、というアーマー効果はあるかもしれないが、「おにぎりを1つ温めるだけ」に存在しているのがこの商品だ。なんという特化型! 振り切りすぎ!!

ヒーターが内蔵されており、30分から60分でホカホカになるという。内部はおよそ60℃~80℃になる。必ず包装をつけたまま入れること。

なお、コンビニおにぎり専用で、素手で握ったおにぎりには使用不可。一番よく見るレギュラーサイズのおにぎりに対応しており、ビッグサイズは入らない。

食べかけなど菌が付着している可能性のあるおにぎりにも使えない。また、電源スイッチやタイマー機能はないため、長時間の放置に注意だ。食中毒に気をつける必要がある。


・実際、美味しいの?

ところで、筆者はコンビニおにぎりを温めない。肉おかず系など「温めて美味しい」シールがあれば別だが、鮭、たらこ、ツナなどの定番は、そもそも温めの必要性を感じない。だって常温で美味しいもの。

炊いてから何時間も過ぎているのに米粒のひとつひとつが立っているし、それでいてパサパサしないし、海苔も元気だし、世界に誇るコンビニ文化の極みだと思う。

それを温めたら、どうなるんだろう? ためしにシーチキンマヨネーズを温めてみた。USBを差しておくだけなので簡単だ。

角を折りたたむようにしてセット。加熱中は本体も熱くなるので置き場所に注意。


──────60分後。


おおっ、匂いが強くなった! はっきりとシーチキンの匂いがする。

完全に余談なのだが、病気などで飼い猫の食欲が落ちたときに、ほんの少~しだけ温めると匂いが強くなって食べてくれることがある! それと同じ原理だな。

表面はもちろん、ご飯の内部もほんのり温かい! 不思議な感じである。

おそらく電子レンジほどの水蒸気は出ないものの、海苔は少ししっとりする。


そういえば、いつから私の中のおにぎりは「冷たいもの」になったんだろう。お母さんがおにぎりを握ってくれる朝は、必ず横から手を出して「いま食べる用」をもらった。それは熱々のおにぎりだ。

いつしか「買うからいらない」と断るようになり、そうこうするうちに母もおにぎりを握れなくなり、自分が母の年になってからは店でしか買わず……。

そうか……おにぎりウォーマーはこのために存在しているのか! 世に温めたおにぎりの愛を思い出させようと……!

けど1個じゃ足りないな。筆者は大食いな方ではないと思うが、おかずなしの昼食なら2個は欲しい。お母さん、もう1個……


また60分後かー!!


・こんなシーンに

どんな使用シーンが思いつくかというと、たとえば冬の屋外など、おにぎりが室温以下まで冷えてしまっている場合。常温派の筆者でも、口に入れたときにヒヤッとするまで冷えると、やはり「美味しくない」と感じてしまう。

ドライブ中に車のシガーソケットにつないだり、車中泊にもいいかもしれない。

逆に難点は、おにぎりを2個、3個と続けて食べたいときには時間がかかりすぎること。2個同時に、となれば2台必要だな。

本体重量はわずか80g。登山のあとに食べる、なんて最高かもしれない。おにぎりはホカホカ派のみなさん、いかがだろうか。


参考リンク:サンコーレアモノショップ
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.

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