マーク・ザッカーバーグに転生してFacebookの立ち上げを目指すノベルゲーム「Zuck: The Game」

GIGAZINE



起業家や投資家向けのオンラインコミュニティであるThe Generalistを立ち上げたマリオ・ブリエル氏が、Facebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏となってFacebookの立ち上げを目指すビジュアルノベルゲーム「Zuck: The Game」を公開しました。

「Zuck: The Game」は以下からプレイ可能です。

Zuck: The Game
https://zuckthegame.com/


遊び方は簡単で、上記URLにアクセスして「Log in」をクリック。ログインと書いてあるものの、アカウントを作成したりFacebookアカウントでログインしたりする必要はありません。


これがゲームのトップ画面。画面下部の「Log in」をクリックするか、エンターキーを押せばゲームがスタートします。以降のページ送りもエンターキーを押せばOKです。


ゲーム画面はこんな感じで、イラストとテキストが同時に表示されるスタイル。テキストはすべて英語なので、自分で訳すかGoogle翻訳やDeepL翻訳などの翻訳サービスを使用する必要アリ。オープニングは「鏡を見つめると、あなたの大好きなローマ皇帝を彷彿とさせる砂のような髪の毛と、柔らかくも鋭い青色の瞳、首やあごにはほくろやそばかすが散らかっています」ということで、いつの間にか若き日のマーク・ザッカーバーグとなったプレイヤーが、Facebookの立ち上げを目指します。


ザッカーバーグとなったプレイヤーは、キャンパスライフを退屈に感じている模様。最初に登場したのは「A:何百万回もプレイしたCivilizationをプレイ」「B:エドゥアルドに会いに行く」「C:Coursematchソフトウェアの開発に取り組む」「D:日記を書く」という4つの選択肢でした。


選択肢を間違えると、Facebookではなく別のソフトウェアやサービスを開発する羽目になります。WirehogのようなFacebookと関連するソフトウェアを開発することもあれば、全く無関係のサービス開発に没頭し、いつのまにかGoogleのエンジニアになっているという結末もありました。「Zuck: The Game」の目的はあくまで「Facebookの立ち上げ」であるため、Facebook以外の開発に取り組んでしまった場合はゲームオーバーとなるので注意が必要です。


分岐ルートを確認したり途中の選択肢からゲームをやり直したりすることはできませんが、スタート画面から数回ページを送るだけで自身が選択肢を間違えた画面に戻ることができるので、気軽に選択肢を間違えられます。ただし、正規ルートは予想外の選択肢から分岐しているケースもあるので、何度も選択肢を間違えながらルートをたどる必要がありそうです。


アメリカの高校や大学では学生間の交流を図るために新入生の顔写真やプロフィールを掲載した「フェイスブック」と呼ばれる紙の名簿を配布する習慣があります。このフェイスブックの顔写真がひどいものであったことから、ザッカーバーグ氏はオンライン上にフェイスブックをアップロードし、写真が「Hot(良い)」か「Not(悪い)」かを投票する「Facemash」というアプリを作成。Facemashを友人たちに公開したところ、賛否両論で中にはFacemashを削除するよう求める人もいたそうです。そのうちFacemashに対する反響は想像以上となり、ザッカーバーグ氏ひとりの手には負えない規模になっていったそうで、「手放す」か「怒りのメッセージを無視して続ける」という二択を迫られるシーンも。


フェイスブックのデータを入手するためにハーバード大学のシステムをハッキングしたことを学校側に問われたり……


新しい仲間と出会ったりしながら、紆余曲折を経ていきます。実際にプレイしたGIGAZINE編集部員は、仲間と出会い当初開発していたサービスからFacebookの開発へとシフトしていく部分で何度も間違った選択肢を選ぶ羽目になりました。


そしてついに2003年2月4日、ついにFacebookのサービスがスタート。ここまで到達すると「Zuck: The Game」はクリアとなります。


「Zuck: The Game」を実際にプレイしてみると大量の用意された選択肢の中からマーク・ザッカーバーグのたどった道のりをなぞるのは想像以上に困難でした。間違った選択肢を選んでしまっても、ひとつ前の画面に戻るためのボタンが画面右下に用意されているので、これを駆使して正解ルートをたどるのもアリです。なお、クリアするのにかかった時間は1時間ほどでした。


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