ロボットにトランスフォームしそう。BMWの未来的なEVスクーター「BMW CE 04」がついにデビュー!

GIZMODO

都市型移動に最強のパートナー現る。

2017年に発表されたコンセプト・デザインのカッコ良さに、世界からの期待が集まっていたBMWのスクーター型EVバイク「BMW CE 04」。これがついに、デビューするという発表がありました。

一見するとビッグスクーターのようですが、デザインがとにかく未来的! 最大出力は42馬力(31kW)で、バッテリーは8.9 kWh。最高時速は120kmで、時速0km~48kmまで2.6秒、もしくは9.1秒で100kmに到達。そして1回の充電で130kmの距離を走ります。

Video: BMW Motorrad/YouTube

外装に囲まれているので見えませんが、フレームは一繋ぎの鋼鉄製チューブを使っており、プラグインハイブリッド車の「225xeアクティブツアラー」に似た、永久磁石を採用した水冷電気モーターが使われています。

安全性重視の機能性と4つのモードが選べる

このスクーターには、横滑り防止装置「ASC(アクティヴ・スタビリティー・コントロール)」や、変化する路面との摩擦を制御する「DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)」といった安全機能の他、エコ/レイン/ロード/ダイナミックといったモードを搭載し、好みの走りを提供することができます。

ブレーキは前輪のWディスク+後輪のシングル・ディスクがABSでロックを防ぎ、10.25インチTFTカラー画面でナビなどを表示します。そして USB-C接続でスマホへの充電も可能となっており、スマホ置き場は空気が通るので、熱暴走を防げるよう設計されています。

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Image: BMW GROUP

メットインがシート下にあるのですが、これはサイドカバーを開いてアクセスします。加えてフロントにも収納場所があり、座ったままでも出し入れができるのが便利。通常のフル充電には4時間20分が必要ですが、電動自動車と同じ技術でクイック充電器を使えば1時間40分に短縮が可能。残量が20%でも、45分間で80%に復活できるのだそうです。

約156万円で来年登場

待ちに待った「BMW CE 04」は、来年ヨーロッパにて1万2,000ユーロ(約156万円)で発売を予定しています。とはいえ「DTC」やダイナミック・モード、ABS Pro、アダプティヴ・ヘッドライト・プロなどの追加オプション次第では、余裕で200万円を超えてしまうでしょうね。

では最後に、オンライン発表会でじっくりその姿を拝むとしましょう。

Video: BMW Motorrad/YouTube

Source: YouTube (1, 2), BMW GROUP via SLASH GEAR, NEW ATLAS

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