こんにちは、元嶋亮太です。レノボ・ジャパンというコンピューターメーカーでThinkPadをはじめとする法人向け製品の商品企画に携わりながら、社内外で柔軟な働き方の推進を担うエバンジェリストという二足の草鞋を履いて仕事をしています。
以前にも弊社の働き方や私の猫を記事で取り上げていただいたことがありますが、引き続きコロナ禍ということもあり、ここ1年ほどはコワーキングスペースで働きたい欲求を抑えながら、数週間に1回ほど出勤する以外はほとんど在宅勤務で過ごしています。そこで今回は、そんな私の勤務環境をご紹介します。
デスクワークの生産性向上は「ディスプレイの配置」から
普段、外出時はThinkPad X1 NanoというモバイルノートPCで仕事を行っていますが、自宅ではThunderbolt 4接続のドック経由で接続することでPC本体のディスプレイは閉じた状態で働いています。
ディスプレイの配置はここ数年でさまざまなレイアウトを試しましたが、43インチのディスプレイを身体の正面に設置し作業内容を表示、左側に27インチのディスプレイを縦配置して参考資料やMicrosoft Teamsのチャット画面を、右側に同じく27インチのディスプレイを横配置するレイアウトに落ち着きました。
右側のディスプレイの上にはLogicool BRIOというWebカメラを配置することで、カメラの高さと目線が合うようになっています。BRIOの明るさと画質には満足していますが、ウェビナーなどでお話させていただく際にはより自然な表情を届けられるように、カメラの少し上から撮影用のLEDライトで照らしています。
机上には「最低限必要な周辺機器のみ」を
トラックポイント派なのでキーボードはThinkPad トラックポイント キーボード IIを身体の中心線上に配置、一方で広大なマルチディスプレイ間を移動するために、マウスも併用しています。
オンライン会議への参加時には、独立型のスピーカーフォンであるJabra Speak 710を使用、ミュートボタンが付いているので手元でミュートでき、かつMicrosoft Teams会議のミュートとも連動するのでとても便利です。
これ以外にも、固定電話番号の着信用にThinkSmart Viewというスマートディスプレイを、部屋の中の照明やエアコンを音声で操作するためにEcho Dotをデスク上に設置しています。Echo DotはAmazon MusicからBGMを再生する用途にも使用していて、業務の合間に緊張感をほぐしています。
「昇降デスク」で少しだけ健康に気を遣う
在宅勤務歴が長くなると、PCの前で姿勢が常に同じ状態となり、また、満員電車での通勤というエクストリームスポーツへの参加機会も減ってしまうことから、肩こりや腰痛に悩まされることが増えました。このため、IKEAでBEKANTという昇降デスクを購入して、会議への参加時以外はできるだけ立った姿勢で働くように心掛けています。いろいろな昇降デスクがある中でBEKANTにした決め手は、160cmというデスク横幅が十分に確保できること、そして何よりも比較的導入しやすいコスト感であったことです。電動での昇降機能など、概ね満足して使用しています。
一方で、座ったときにもできるだけ健康的に過ごせるように、清水の舞台から飛び降りる勢いでアーロンチェアを購入しました。とても快適に使えている一方で、快適すぎて立って仕事をする気がなくなってしまい、気付いたら座って仕事をしているのが最近の悩みです。
在宅勤務を含むハイブリッドワークの流れは弊社にも押し寄せています。今後も中・長期的にホームオフィスが私にとって勤務場所の中心となるだろうと予想しながら、今後もさまざまなデバイスを試して最適なワークプレイスづくりに邁進していきたいと思います。
元嶋亮太の在宅ワーク環境
- メインPC:ThinkPad X1 Nano Gen 1
- ディスプレイ:ThinkVision T27q-20、ThinkVision S27q-10、LG 43UN700T-B
- キーボード:ThinkPad トラックポイント キーボード II
- マウス/トラックボール/トラックパッド:Lenovo Go USB Type-C ワイヤレス マルチデバイスマウス
- カメラ:Logicool BRIO、ThinkSmart Cam
- マイク/ヘッドフォン/スピーカー:Jabra Speak 710
- ビデオ会議サービス:Microsoft Teams、Zoom Meetings
- 机:IKEA BEKANT 昇降デスク
- 椅子:アーロンチェア
- その他小物・動物:ThinkPad ユニバーサル Thunderbolt 4 ドック、Amazon Echo Dot 第4世代(時計付き)、タブレット用アームの先に撮影用LED照明を付けたもの、猫
元嶋 亮太
レノボ・ジャパン合同会社で商品企画に携わる傍ら、エバンジェリストとして「柔軟な働き方の推進」を仕事にしています。趣味は、テレワーク中、常に絶妙なタイミングで乱入してくる猫2匹、息子1人と遊ぶことです。