AIに宿題やらせたらバレる? 3Dプリンターで手書きすればOKさ

2023年2月8日の記事を編集して再掲載しています。

宿題、テクノロジーに負ける。

インターネットの発展に伴い、現代の学生はネットで探した文章をそのまま印刷し、小論文の宿題を提出するようなこともあったりしているようです。

先生は文章をネットに打ち込んで検索し、ズルをしていないかチェックしたりして、教師としての仕事ではない作業に時間を取られることになります。

テックの力で宿題に勝つ学生

ネットからそのままのコピペだとバレてしまいますが、一歩先をゆく学生は最近話題のチャットボットAI「ChatGPT」を採り入れ、人工知能に代筆させているようです。

小論文に必要なテキストをプロンプトとして打ち込めば、あとはAIがアっと言う間に仕上げてくれるので超楽チン。

先生によってはズル回避策として、手書きでの提出を条件にすることもあるようです。しかし二歩先をゆく学生は3Dプリンターに代筆させ、完全なオートメーション化で宿題を完成させてしまうのです。

夢のような宿題代行システムを作り上げたのは、TikTokユーザーの3d_printer_stuffさん。その様子を見てみましょう。

@3d_printer_stuff#MadeWithKeurigContest#chatgbt#timelapse#fyp#3dprint#tutorial#easy♬ Calm LoFi song(882353) – S_R

優秀な学生に宿題は不要?

「ChatGPT」で生成された文章は、「3DWRITER」にコピペします。

ここでは手書き風フォントを選んだり、レポート用紙に合わせて文字の大きさや左右の隙間の広さ、上下の行間を調節し、用紙の幅に合わせた改行を行なうなど、手作業での微調整が必要。宿題とは違った苦労があります

結局のところ、自力でやった方が早いかもしれませんね。とはいえ、生徒にこんなメカを作れる頭脳があれば、宿題なんかしなくても将来有望です。

AIが書いた文章は、それを見破るためのAIを使わなければいけませんが、そこまでする先生はなかなかいないでしょうね。

AIの文章生成が身近になっている

「ChatGPT」は最近、法廷で使われ始めたり、Microsoft(マイクロソフト)が検索エンジン「Bing」に搭載するようになるなど、どんどん身近になっており、この勢いは誰にも止められなさそうです。

すでに使用を禁止にしている学校もありますが、先生たちは宿題について根本から考え直さないといけなくなっちゃいますね。

Source: TikTok, 3DWRITER via hackster.io, PC GAMER

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