オープンソースソフトウェアとして開発されているボイスチャットソフト「Mumble」は、低遅延・高品質がウリとなっています。Windows版のほかに、サードパーティ製のAndroidアプリもあるということなので、インストールしてみました。
Mumble
https://www.mumble.info/
公式サイトの「Download Now」をクリック。
「Mumble for Windows (x64)」をクリック。
「ファイルを保存」をクリック。27.3MBある「mumble-1.3.4.win64.msi」のダウンロードが始まります。
ダウンロードした「mumble-1.3.4.win64.msi」をダブルクリックして起動。
「次へ」をクリック。
「使用許諾契約書に同意します」にチェックを入れ「次へ」をクリック。
「次へ」をクリック。
「インストール」をクリック。
「完了」をクリックすると「Mumble」が起動します。
「Mumble」初回起動時は音声調整ウィザードが起動するので、このまま調整を済ませてしまいます。ボイスチャット時に使う予定のマイクとイヤホンやヘッドホンをPCに接続し、「次へ」をクリック。
入出力デバイスを選択し、「次へ」をクリック。何も変更しない状態でも、接続したマイクに話しかけてイヤホンから音の返りがあるようなら「デフォルトデバイス」のままで大丈夫です。
出力遅延が最小になるようにスライダーを左へ動かします。このとき、イヤホンから聞こえる音声が途切れたり不安定にならないようにします。終わったら「次へ」をクリック。
このあとの手順で音量調整を行うので、通知領域にあるスピーカーのアイコンを右クリックして「サウンド」をクリック。
「録音」タブで既定のマイクとして選択されているもの、この場合は「マイク配列 Realtek(R) Audio」をダブルクリック。
プロパティが開くので「レベル」タブで、マイク配列の音量を最大に上げます。
再び「Mumble」に戻り、インジケーターをチェックしながら大声を出して、緑の領域のうちなるべく赤に近いところまで行くようにサウンドコントロールパネル(スピーカーをクリックして表示されるマスター音量)を調整。さらに、今度は小声を出して、バーがギリギリ緑にかかるぐらいになるように下のスライダーを調整。できたら「次へ」をクリック。
発声状態を中央のインジケーターでチェックします。今回は3つの選択肢で「信号対雑音比」を選び、インジケーターを見つつマイクに話しかけてみます。話しかけた瞬間は緑、その後の発声は黄色、話していないときは赤になるように下のスライダーを調整して、「次へ」をクリック。
品質設定は「バランス」、通知設定は「通知を読み上げあなたに伝えます」として「次へ」をクリック。
音が顔の周りをぐるぐる動く「位置音響」のデモ音声が流れるので、「次へ」をクリック。
これで音声調整は終わり。「完了」をクリック。
証明書による認証のウィンドウが開くので「証明書の自動発行」を選び「次へ」をクリック。
「完了」をクリック。
するとこんな感じで接続先サーバーの一覧が示されたダイアログが開きます。
ユーザー名を入力して「OK」をクリック。
無料のMumbleサーバーホスティングサービス・VoicePacketのサーバーに接続してみました。接続すると、まずはロビーに入室。
そこから、それぞれのチャンネルへ接続して会話を行うことになります。
サーバー未接続時点でのメニューはこんな感じ。「サーバ」から先ほどの接続先一覧を呼び出して接続したり、各サーバーの情報を見たりできます。
「状態」はこんな感じ。「録音」を選ぶと……
チャットをソフト上で録音することができます。
出力形式は「.wav」「.ogg(Vorbig)」「.au」「.flac」が選べます。
「設定」では、さらに細かい「Settings」や、起動時に行った音声調整、証明書認証などが再び行えます。
Settingsの内容はこんな感じ。まずは「音声入力」タブ。
「音声出力」タブ
「インターフェース」タブ
「ショートカット」タブ。デフォルトではなにも登録されていません。
「ネットワーク」タブ
「メッセージ」タブ
「プラグイン」タブ。最初から「BattleField」シリーズや「Call of Duty」シリーズなどで利用するためのプラグインが有効化されています。
「オーバーレイ」タブ。Mumbleはゲームにオーバーレイ表示することができるのも1つの特徴です。
残りは「ヘルプ」。
さらにMumbleは、サードパーティ製のAndroidアプリも公開されています。名前は「Mumble」ではなく「Mumla」となっています。
起動時に「Mumlaにようこそ!」ダイアログが開き、証明書を生成するよう推奨されるので「生成」をタップ。
デフォルト画面はこんな感じ。右上の「+」をクリックし……
サーバー情報を追加して接続します。PC版とは違い「リスト表示されているサーバーのいずれかに接続する」ということができないので、接続したいサーバーの情報が必要です。
ハンバーガーアイコンをタップしたときのメニューはこんな感じ。
設定の中身は「全般」「認証」「音声」「外観」「アプリについて」の5項目。
「全般」はこんな感じ。
「認証」はこんな感じ。ほとんど日本語化されているのですが、一部、英語のままの設定項目が残っています。
「音声」は設定項目が多め。
「外観」ではテーマなどが変更できます。
「アプリについて」はこんな感じ。
このほかiOS版アプリは2017年までは公式のものがありましたが、メンテナンスが滞っており、ダウンロードページは消えていました。
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