こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
本日、日本維新の会では大阪本部において、初当選した新人代議士たちへの研修が行われました(私は参加してませんが)。
本日、馬場幹事長より当選証書を頂戴しました。多くの皆さまのお陰様であることを改めて胸にきざみ、頑張って参ります。 pic.twitter.com/EnhzVI0sTq
— 堀場さち子(日本維新の会 衆議院議員) (@SachikoHoriba) November 6, 2021
当選証書も一人ひとりに渡されたようで、きっと感慨もひとしおだったのではないでしょうか。
本日の新人議員研修会で質疑応答の時間があり、手を挙げていたのですが、馬場幹事長が私が質問しようと思ったことを先に述べられました。「我が党では代議士のことを『先生』とは呼ばないように。先生でも何でもない」私も事務所スタッフにはすでにそう伝えています。これは徹底したいと思います。
— 小野たいすけ|東京1区 |日本維新の会 (@taisukeono) November 6, 2021
そして研修の中では、「維新は党内で議員を『先生』と呼ばないようにしている」という内容も通達されたそうです。
新人議員にとって一番の敵は「勘違い」だと思う。「先生、先生」と丁寧すぎる扱いに自分が偉いと勘違いして横柄な態度になる「勘違い議員」を多く見てきました。そうなるとまともな仕事はできません。今回当選された皆様はこれまで議員を志してきた初心を忘れずに、日本のために尽くしていただきたい。
— 永藤 英機(堺市長) (@nagafujihideki) November 1, 2021
呼称については一つの方法論であり、他にも色々な考え方ややり方があるのだと思いますが、とにかく初めて議員バッジをつけた人間にとっての大敵が「慢心」「勘違い」です。
「当選したのは支援者や党のおかげ」「自分の力などちっぽけなもの」と最初は謙虚な気持ちでスタートした新人議員たちが、周りにチヤホヤされて徐々に天狗になり、
「自分は実は凄いのでは」「私の考えが正しい」「支援者や党の言うことが間違っている、聞く必要などない」
と思い上がって勝手な行動をし始める…。そんな光景は国会や地方議会で何度となく見られてきました。
「初心忘るべからず」
というのは、事程左様に言うは易く行うは難いことなのです。
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で、ここからいつもの音喜多結論になるのですが(笑)。じゃあ慢心を防ぐために何をすればよいか。
やはりブログを書く・情報発信を続けることに勝るものはないと私は思っています。
自分が今日どんなことをしたか、何を考えて行動したかを包み隠さずに発信する。それを有権者・支援者は見ることで
「それは違う」「もっとこうした方が良い」
と指摘ができるし、またそれを受けとめて改善し、情報発信を継続する。ひたすらこの繰り返し。
人間は弱いもので、どうしても自分一人では「慢心」という敵と闘うことができません。だからこそ、情報発信をして「外」の皆さんにも一緒に闘ってもらうことが大事なのです。
初めて会ったのは8年前。音喜多さんが都議になって間もない頃。ブログを欠かさず、政治の現場と一人一人とを繋げようと必死だった。情報公開の必要性も訴え実践してきた。時に炎上し、時に狼狽、時に自虐的だが、久しぶりの音喜多さんはやはり前のめり。厳しい声や難しい質問にも向き合い続けていた。 pic.twitter.com/NyTdUvtDrQ
— 堀 潤 J U N H O R I (@8bit_HORIJUN) November 5, 2021
継続していれば、見ている人は見てくれる。きっと。
残念ながら選挙が終わるとブログやSNSの更新がパタリと止まり、再開するのは次の選挙…という政治家・議員も少なくありません。
初当選した維新の議員たちにはぜひ地道な情報発信(形式はなんでもヨシ!)を継続していただきたいと願うばかりです。
それでは、また明日。
音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 38歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。地域政党「あたらしい党」前代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。3児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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