フェイスブックのザッカーバーグCEOが社名を「メタ」に変更すると発表しました。仮想空間「メタバース」に資源を集中するためだそうです。12月1日に実施するとのこと。サービス名は「フェイスブック」のままです。
(米カリフォルニア州メンロパークにて筆者撮影)
WSJはFacebook to Chance Company Name to Meta in Focus on Metaverse(フェイスブック、メタバース集中のために社名をメタに変更)の中でフェイスブックのザッカーバーグCEOが28日、仮想空間「メタバース」に成長を求めて社名を「メタ」に変更することを発表したと報じています。
イベントでザッカーバーグ氏は「時間をかけて会社がメターバーバス企業として見られることを期待している」と述べたとしています。
その上で、「(17年前の)起業以来、デスクトップコンピューターからインターネット、スマホ。テキストから画像から動画へと移行したが、これで終わりでない。モバイルインターネットの次なるものとしてメタバースがあると信じている」と述べたということです。
社名変更は12月1日に行われ、現在FBとして行われている株式の取引はMVRSに変わり社名変更の直後には株価が上がったとしています。
New York TimesはFacebook is changing its name to Meta as it focuses on the virutal world(フェイスブック、仮想空間に集中するために社名を変更)の中で、フェイスブックが情報管理のあり方をめぐって批判をさられる中での社名変更だと伝えています。
ザッカーバーグ氏はブログで「メタ」がギリシャの「超える(beyond)」を語源としていると紹介し「さらにつくるものがあることを象徴している。物語には次なる章があるということだ」としています。