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チャンネル登録者数1470万人の人気YouTubeチャンネルであるThe Slow Mo Guysが、とてつもなく強力な磁石を用意して、磁石と磁石が衝突する瞬間を18万7500fpsという超スローモーションで撮影した映像を公開しました。
Ridiculous Magnets Colliding at 187,000FPS – The Slow Mo Guys – YouTube
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The Slow Mo Guysの2人が登場。左がGavin Freeさんで、右がDaniel Gruchyさんです。
今回撮影するのは超強力なネオジム磁石同士が磁力で引かれてくっつく瞬間。
撮影に利用するのはハイスピードカメラのPhantom TMX 7510。撮影可能な解像度は最大1280×800ピクセル。撮影速度は18万7500fpsとされているため、撮影時の解像度は1280×320ピクセル程度だったと推測できます。
くっついた状態のネオジム磁石を木の棒を使って強引に離すシーンでは、画面に「磁石同士を離すには推奨できない方法」と記されていました。
木の棒2本を挟んでネオジム磁石同士の磁極を確認。N極とS極で引き寄せ合うようにネオジム磁石の面を調整します。
木の棒を使ってゆっくりとネオジム磁石同士を近づけていきます。
一定の距離までくると、突如磁石が棒から離れます。
そして一瞬にして磁石同士が衝突。
磁石の引き寄せる力があまりにも強すぎて、2つの磁石はバラバラに粉砕されてしまいました。
The Slow Mo Guysの2人は磁石同士がくっついて自壊した様子を見て「信じられないほどで、まるで芸術作品だ」とコメントしています。
というわけでここから磁石同士が衝突する瞬間を撮影したスローモーション映像をチェック。
磁石同士がゆっくりゆっくりと距離を詰めていきます。
ここから18万7500fpsで撮影された映像に切り替わります。
磁石同士が接触。
磁石の表面に薄っすらとひびが入りました。
ひびが深くなっていきます。
そして磁石が元の形状を保てなくなり、少しずつ崩れてしまいました。
さらに時間が経過すると衝突の衝撃により磁石の破片が飛び散ってしまいます。
磁石同士の摩擦で火花が飛びます。
磁石の破片は四方八方に勢いよく飛び散るのですが、磁石の大きな破片に引き寄せられるように戻っていき、砕けた磁石がグチャグチャになってひとつの塊になってしまいました。
アップで衝突の瞬間を見るとこんな感じ。
磁石同士がぶつかり磁石の奥側が盛り上がっているのがわかります。
手前もぶつかり表面にひびが入りました。
ひびが深くなり、細かな破片が飛び散っているのがわかります。
そして崩壊。
衝突の際に発生した破片がテーブルに深くめり込んでいます。
この辺りの破片が磁石に引き寄せられることなく周囲に散乱した模様。
続いて、別のハイスピードカメラであるPhantom T4040を使ってスローモーション映像を撮影します。こちらのハイスピードカメラは最大2560×1664ピクセルの解像度でスローモーション映像を撮影可能。
磁石同士がガチンとぶつかる瞬間。
グチャグチャになってしまいました。
撮影時のフレームレートは1万fps。
磁石が衝突。磁石のぶつかり方は微妙に異なるものの、ひびの入り方は非常に似通っています。
バラバラに。
細かい破片を散乱させながら磁石の大きな塊は宙に浮きあがります。
磁石同士が引き寄せ合う際の移動距離から計算すると、磁石は最高約秒速7メートル(時速2万5200メートル)で移動しているそうです。
磁石から飛び散る破片はわずか72ミリ秒だけ磁石から離れ、その後、再びくっついていた模様。
The Slow Mo Guysの2人は「映像は非常に芸術的」「素敵な文鎮として使えそう」と語りつつ、巨大なネオジム磁石を使った実験は非常に危険なため家庭で真似しないようにと注意喚起しています。
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