Windows 11でアプリが開けなくなる問題をMicrosoftが警告、対処方法は?

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Microsoftが2021年11月2日付で、スクリーンショットツールである「Snipping Tool」を含む一部のアプリを開いたり使用したりできなくなる問題が発生していると発表しました。これは2021年10月31日に有効期限が切れたMicrosoftのデジタル証明書が原因だとされています。

Windows 11 known issues and notifications | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-health/status-windows-11-21h2#2739msgdesc

Microsoft warns Windows 11 features are failing due to its expired certificate – The Verge
https://www.theverge.com/2021/11/4/22763641/microsoft-windows-11-expired-certificate-snipping-tool-emoji-picker-issues


Microsoftが発表する、影響を受ける可能性があるアプリは以下の通り。

・Snipping Tool
・アカウントページおよび設定アプリのランディングページ(Sモードのみ)
・スタートメニュー(Sモードのみ)
・タッチキーボード、音声タイピング、絵文字パネル
・入力方式エディター(IME)のユーザーインターフェース
・ヒントアプリ

Microsoftによると、2021年10月21日に配布されたKB5006746というパッチをインストールすることで、タッチキーボード、音声入力、絵文字パネル、IME、ヒントアプリの不具合は解決されるとのこと。一方で、Snipping Toolの不具合を解決するパッチは記事作成時点で存在せず、Microsoftは回避策として「Print Screenキーを使用して、スクリーンショットをドキュメントに貼り付けることができます。またペイントツールに貼り付けて必要な部分を選択・コピーすることも可能です」と示しました。

上記に加え、IT系ニュースメディアのThe Vergeは読者から寄せられた報告として、「システムの日付を10月30日に戻し、Snipping Toolを再起動する」という方法でアプリを回復させた例があることを記しています。

問題の影響を受けるWindows 11ユーザーの具体的な数は不明。Microsoftは「Snipping ToolとSモードの問題の短期的に解決できるよう取り組んでおり、利用可能になった場合はアップデートを提供します」と述べました。

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2021年11月05日 14時00分00秒 in ソフトウェア, Posted by logq_fa

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