親指サイズのゲームボーイアドバンス風ゲーム機

このゲーム機。かわいいけど目がしんどそー!

ゲームの歴史とともに、ゲーム機はどんどん小さくなってきています。子どものときは小さいゲーム機、大人になったら成長に合わせて大人の手のサイズのゲーム機というようにはなっていないのが、ちょっと不思議な点ですけど。さらには大人にとっても子どもにとっても小さすぎるゲーム機が誕生しています。親指サイズのゲームボーイ風ゲーム機「Thumby」を作ったみなさんが、続編の「Thumby Colorを発表、クラファンで支援を募っています。

ゲームボーイアドバンス風

Thumby Colorはプログラムできるキーホルダー型ゲーム機で、ゲームボーイアドバンスっぽい形です。これだけ小さいと逆に手が疲れなくていいかもですね。

開発元のTinyCircuitsは、オリジナルのThumbyと同様にこちらの新しいThumby Colorもとても小さいので、キーホルダーに付けて外出先でいつでもプレイできるとKickstarterのページで説明しています。でも老眼になりかけてる大人たちには辛いかも…

D-pad、ショルダーボタン、メニューボタンなど、すべてのボタンはしっかり機能します(ちなみにオリジナルのThumbyのボタンは飾りでした)。さらには振動モーターまで搭載。

b62f758d03fd5c1c6c1284414d42a86c_original
Gif: TinyCircuits

小さいけどあなどるなかれ!

わずか5cm×3xmのフレームにはしっかりと多くの機能が詰め込まれています。CPUは、150MHzのデュアルCortex-M33 Raspberry Pi RP2350プロセッサーを搭載。128×128 IPS LCDディスプレイ上で簡単な2Dや疑似3Dゲームを動作させるには十分な性能です。

メモリ仕様は旧式で、SRAMが520KBのみ、フラッシュストレージが16MB(GBではありません!)。そして内部ストレージのうち、ゲームをロードできるのは13MBのみ。

そして小さいけど、バックライト付きディスプレイで110mAhの充電式バッテリーで2時間プレイが可能なんだそう。USB-Cポートがあるので、別のThumby Colorと接続して友だちと一緒にプレイもできます。

ゲームボーイアドバンスのゲームをプレイすることはできないんですが、オリジナルのThumby用に作られたゲームは新バージョンでも動作するんだそうです。現在、すでにThumby Color専用の6つのゲームがあり、今年後半に出荷される前にはプリロードされるゲームはさらに増やせるはずだと開発者たちが現在奮闘中。

さてお値段ですが、クラシックパープルは49ドル(約7,200円)、クリアカラーは55ドル(約8,100円)。Kickstarter限定のブラックは75ドル(約1万1000円)。

TinyCircuitsは、今秋に生産を開始し、来年の春初めに出荷を予定だと説明しています。クラファンはあと20日ほど期間が残っているようなので、欲しいかたはお早めに!

タイトルとURLをコピーしました