私たちの多くはPCの前に座っては、ブラウザでの作業に長い時間を費やしています。そしてそんなウェブブラウザの中でも約3分の2のシェアを占めるのがGoogle Chromeです。
もしChromeのキーボード・ショートカットを使いこなせたら、多くのユーザーは時間をかなり短縮できるようになるでしょう。
Chromeのショートカットはごまんとあって、Google Chrome ヘルプにすべて掲載されています。ここでは、使う頻度が高くて最も役に立つものをまとめました。
ほとんどの場合、WindowsとmacOSとで同じショートカットを使いますが、macOSではCmdキー、WindowsではCtrlキーを押します。
新しいウィンドウを開く
私たちの多くが複数のタブでの作業に慣れていますが、開いたタブをうまく管理するのに役立つウィンドウのこともお忘れなく。
新しいウィンドウを開くにはCtrl/Cmd+N、シークレット モードで開くならそこにShiftも追加します。現在のウィンドウを閉じるなら、必要なキーボード・ショートカットはCtrl/Cmd+Shift+Wです。
タブ間を移動する
開いているタブの右のタブ及び左のタブに移動するには、Ctrl+TabとCtrl+Shift+Tab(Windows)、またはCmd+Option+右矢印とCmd+Option+左矢印(macOS)を押します。(左から)8個目までのタブへは、Ctrl/Cmdを押したまま数字の1~8を押しても移動でき、Ctrl/Cmd+9を押せば右端のタブへとジャンプします。
ブックマークを管理する
ブックマークを整理するにはあちこちクリックしますから、キーボード・ショートカットを使えば大いに時間を省けます。
現在のページをブックマークするにはCtrl/Cmd+Dを、開いているすべてのタブをブックマークとして新しいフォルダに保存するにはCtrl/Cmd+Shift+Dを使います。ブックマーク マネージャを開くにはCtrl+Shift+O(Windows)かCmd+Option+B(macOS)を押します。
ページ内を移動する
キーボード・ショートカットで、かなり効率的にウェブページ内を移動できます。
例えばページを下にスクロールするにはSpaceを、上にスクロールするにはShift+Spaceをお試しください。TabとShift+Tabはページ内のクリック可能なリンク間を順方向と逆方向に移動でき、選びたいリンクまで来たらEnterを押しましょう。
タブを閉じる(そして再び開く)
現在見ているタブを閉じたいならCtrl/Cmd+Wで、そのまま続ければ現在のウィンドウを閉じることも可能。
Chromeを完全に終了するわけでないとして、閉じたタブを戻すにはCtrl/Cmd+Shift+Tを使います。このショートカットを押し続けると、閉じたタブが閉じた順序で再び開きます。
履歴やダウンロードのページを開く
キーボード・ショートカットはGoogle Chromeの機能への移動でも役立ちます。Ctrl+H (Windows)かCmd+Y (macOS)で履歴ページを、Ctrl+J (Windows)かCmd+Shift+J (macOS)でダウンロード ページを開けます。
もしChromeの閲覧履歴を消したければ、Ctrl/Cmd+Shift+Deleteで[閲覧履歴データを消去する] オプションを開きましょう。
リンク先をタブとウィンドウで開く
リンクを開くための便利なショートカットがありますが、マウスかトラックパッドも使う必要があります。
リンクを新しいバックグラウンド タブで開くには、Ctrl/Cmdを押したままリンクをクリックします。リンク先を新しいタブで開いてそのタブに移動するなら前述のショートカットにShiftを追加。リンク先を新しいウィンドウで開くなら、Shiftのみを押してリンクをクリックです。
ページのズームレベルを変える
すべてのウェブページが快適なフォントサイズで表示されるわけではありません。とはいえ、これはすぐに変えられます。Chrome内のテキストと画像のズームレベルを変えるには、Ctrl/Cmdを押したまま+(プラス)あるいは-(マイナス)を押しましょう(ブラウザは特定のサイトのズームレベルまでも記憶してくれます)。
サイズをデフォルトに戻すにはCtrl/Cmd+0(ゼロ)を使います。
Source: Google,