楽に掃除をしたい。
年が明けてからいつの間にか6カ月。過ごしやすい気候の今、しっかりめの掃除をしておくのがおすすめ。年末の大掃除の効力が切れてくる頃だしね。ということで、手入れが楽で軽い掃除機を3つ紹介します。
ヘッドの向きを変えずともスイスイ進む、シロカの「スティック掃除機」
「らくらクリーナー」は、シロカから2月に発売された新作コードレススティッククリーナー。掃除機自体の掃除のことを一番に考えて開発されたこちらは24,860円(税込)。掃除機を選ぶ基準になる吸引力、簡単お手入れ、小回り、汎用性までこの値段で満たしているんです。
一番すごいと思ったのは、紙パックに直接触れずに捨てられる設計。ホルダーのレバーをつまむと紙パックが外れる仕組みで、紙パック自体を触らない=ポフポフならないのです。
実際にこの掃除機を使ってみると、小回りのきく軽いかけ心地に驚き。ヘッドについた4つのキャスターが360度可動なため、ヘッドの向きを変えずとも進みたい方向にサーっと方向転換できるのです。
基本は写真の順に、本体がヘッドの次に来るように組むと「重心が低くなり力をかけやすい」とのことでしたが、「ハンドル→本体→延長パイプ→ヘッド」の順に組み替えると家具の下の隙間に潜り込むように掃除機をかけられます。これならヘッドが浮かずに奥まで掃除可能です。
そして、延長パイプなしで使うとハンディクリーナーに様変わり。部屋の隅や階段、車も掃除できますよ。ほかにも、ブラシ付きノズルと隙間ノズルがついているので、窓のレールや大きな家具の隙間もこれで掃除できますね。
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自走式パワーノズルで掃除が楽な「パナソニック」の掃除機
各社、コードレススティック掃除機に紙パック式の新モデルを投入している中、パナソニックの新型「MC-PB60J」も紙パック式。
特徴は紙パック式のストレスへしっかりアンサーを出してきたところ。たとえば、紙パックの交換ではどうしても手が汚れがちですけど、こちらは紙パックに触れることなく、ゴミを捨てられる特殊構造。
「カップを取り出す → レバーを押す → 紙パックが落ちる」と、手を汚さずスムーズに紙パックをポイできるのが偉い。ランニングコストはかかるけど、公式の交換頻度は約3カ月で1枚。けっこうな期間使えます。それでいてサイクロン式ではほぼ必須な頻繁なゴミ捨てやフィルター掃除の面倒くささが不要。
タイパを加味すると、ここは出していいコストなんじゃない? 掃除機のメンテなんてやってらんないよ…。みたいな人にはホントいいかも。
「MC-PB60J」は1.3kgの軽量モデルながらも、ヘッドは自走式パワーノズルを採用。掛け心地が軽く、床材も選ばずスイスイかけられるんです。掃除機って吸引力だけじゃなくて、ゴミをかき出す力も大事だもん。ノズルのローラーもちゃんと回転してもらわんとだよね。
シンプルな掃除機を求めるなら、そして毎回のフィルター掃除に嫌気が指しているなら。次は紙パック式も良いと思うな。
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ダイソンからアイリスオーヤマの掃除機に乗り換えた結果
これまで9年ほど、ダイソンのハンディークリーナー「DC44 Animal」を使ってきました。が、約2.3kgとなかなかヘヴィーで、しかも重心が持ち手の辺りなので立てるとバランスが悪く、よく不用意に倒れていたんです。そこで、アイリスオーヤマの「SCD-180-W」を買いました。ダイソンのDyson Microでもよかったかもですが、とにかく軽い方をチョイス。
「SCD-180-W」は華奢ですが、まず軽さにビックリ。量ってみると約1.35kgなのですが、起動するとヘッドが自ら進むような感覚が手に伝わります。ヘッドだけだと213gで、ダイソンのDC44の700gとは段違い。またDC44にはないローラーが4個付いているので、これらが滑るように回転することで、動きに軽さが感じられるのです。
移動したい時は「どっこいしょ」と持ち上げなくても良くなりました。手が疲れることもないので、気が付いた時にササっと掃除をする習慣が身に付くことでしょう。
ターボモードもあって吸引力だって申し分ありませんし、遠心分離サイクロン式でダストカップをパカっと外せばゴミもすぐ捨てられます。圧迫感や存在感が薄く、家に馴染む点でも優秀です。まさに一家に一台です。
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