「信州そば」と「戸隠そば」の違い【家そば放浪記】第106束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、油屋清右衛門(山岸産業)『信州そば』税込399円(1人前133円)

ロケットニュース24

よく蕎麦の商品名や会社には「信州戸隠」という文言が使われることが多いのだが、「信州そば」と「戸隠そば」の違いとは何なのだろうか?

その疑問にズバリ答えてくれているページが、あの『おびなた』のページにまとめられていたので是非ともチェックしてほしいのだが、要するに……

信州そばとは「そばと言えば信州(長野県)というイメージが強いほど、信州そばは有名です」であり、戸隠そばは「そばの名産地が多い信州で、古くから神事の宴席などの時にも振舞われていた戸隠そば」とのことである。

となると前回レビューした『戸隠そば』は、信州(長野県)の中にある「戸隠」の蕎麦で、今回レビューする『信州そば』は、もっと大きなくくりの “信州(長野県)の蕎麦” ということになるのかな……なんて考えたり。


それはさておき……


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


4分半ゆでて……


完成。


して、そのお味は──


ほう、これは……。前回の「戸隠そば」とは全然ちがう。まず麺がゴワゴワしてない。チュルチュル系。細麺であることは同じだけども、食感が全然違う。さわやかというか。みずみずしいというか。悪く言えば、あまり印象に残らない。戸隠そばの方が癖があるというか。

「家そば」か「外そば」かでいえば、ギリ外かな〜と。というのも、ど真ん中ストレートな「おいしい蕎麦」ではあるのだけれど、もう少し癖があっても良いのではないかなぁ……と思ったり。戸隠そばか信州そばで言えば、私なら戸隠そばを選ぶかなぁ〜。このへんは「好み」かな〜と。


執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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