約900万円の高級車なのに度胸あるなぁ。
電気自動車メーカーTESLA(テスラ)の最強ピックアップ「Cybertruck(サイバートラック)」は、映画『007/私を愛したスパイ』に登場したボンドカーのロータス「エスプリS1」がお手本。
少しのあいだなら、水に浮くよう作られています。
水上走行モードを試してみた
サイバートラックには、車高を上げてバッテリーを加圧し、約82.3cmほどの水位なら水上を走れる「ウェイド・モード」が搭載されています。
いつかホントに水に浮かせる猛者は現れるのでしょうか? なんてお話を以前しましたが…その猛者がホントに現れました。
腰まで深い水たまりを走る
深くて長い水たまりにサイバートラックを突っ込ませたのは、最新ガジェットに過酷な耐久テストをやって見せるYouTubeチャンネルのTechRax。
「ウェイド・モード」を起動させ、車高を最大に上げてザブーン。3度目の挑戦では、ボンネットが隠れるほどに水をかき分け、カメラマンの腰上まで水位がある巨大な水たまりを走破しました。
これほどの水だと抵抗も強いはずですが、サイバートラックはモリモリと力強く走っていますね。
さすがに弱い部分は壊れる
ただ、タイヤの奥にある泥除けがペコペコになったり、リアバンパーの部品が外れかかったり、荷台の自動シャッターがボタンで開閉できなくなるトラブルに見舞われてしまいました。スマホのアプリからは操作できるのが不幸中の幸いですかね。
車体から水がチャプチャプする音も聞こえるそうですが、これは乾けば解消されることでしょう。
「ウェイド・モード」に偽りなし
オレンジ色のシミは数日で出てくるかもしれませんが、ちょっとの故障に覚悟があれば、これくらいのムチャは可能ということが判明しました。
でも良い子はマネしないようにね。
Source: YouTube via INTERESTING ENGINEERING