2022年10月9日の記事を編集して再掲載しています。
骨伝導もついに枝分かれしてきた。
オーディオテクニカから、世界初を謳うワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン「ATH-CC500BT」が発表されました。「骨」伝導はわかるけど、「軟骨」伝導ってなんだろ? 何が違うの?
第3の音の伝わり方
オーディオテクニカによると、そもそも音が伝わる道筋である聴覚経路には「気導経路」と「骨導経路」の2種類が考えられていたとのこと。前者は普通に音を聞く耳の穴、後者は骨伝導系のイヤホンですね。
ところが、2004年に「軟骨伝導経路」という第3の聴覚経路が発見されたそうな。研究がすすむと軟骨伝導経路は非常に効率よく音を伝えられることがわかったそうで、今回の「ATH-CC500BT」はこの軟骨伝導経路を利用したヘッドホンになるそうです。なんかすごそうだ…!
装着スタイルとしては今までの骨伝導イヤホンのそれと同様に見えます。独自開発の振動ドライバーを採用し、いわく「ながら聴き」の常識を変える音質とのこと。AIノイズリダクション技術によりノイズにも強いそうで、人の声を抽出してクリアな音質を実現します。
2022年10月14日発売予定で、Amazonでの予約価格は1万7600円。マルチポイント対応や20時間バッテリーなど、仕事にも移動にも使いやすそうなスペックでいい感じです。最近のながら聴き系イヤホン、面白いのがそろってきてるよね〜
Source: 株式会社オーディオテクニカ , Amazon