Googleの純正スマートフォンブランド「Pixel」で初となる折りたたみ可能なフォルダブルスマートフォン「Google Pixel Fold」が2023年7月31日(月)に登場します。保護プラスチック層を組み込んだ超薄型ガラスを用いた折りたたみ式ディスプレイと、折りたたみ式スマートフォンに最適化されたAndroid 13を搭載したPixel Foldを、発売に先駆けて触ることができたので、まずはPixel 7と比べながらその見た目をチェックしてみました。
Google Pixel Fold 折りたたみスマートフォン – Google ストア
https://store.google.com/jp/product/pixel_fold?hl=ja
Pixel Foldの化粧箱はこんな感じ。Pixel Foldの本体色は「Porcelain」と「Obsidian」の2種類があり、今回レビューするのはObsidianです。
フタを開けると、「G」と書かれた包装紙に包まれたPixel Fold本体が登場。
本体を取り出すと、その下には「折りたたみ式スクリーンの取扱い」という注意書きがありました。
包装紙を外したところ。Pixel Foldの背面はつや消しのブラックで、さらっとした手触り。中央にはGoogleのロゴである「G」が刻印されています。
カメラモジュールの部分はこんな感じで、背面パネルから約2.5mmほど盛り上がっています。カメラは48メガピクセル広角、19.8メガピクセル超広角、10.8メガピクセル望遠の3種類。また、このカメラモジュール部分だけ鏡面仕上げになっているので、指紋が目立ちそう。
Pixel Fold(左)のサイズは139.7mm×79.5mm。サイズ比較用に並べたPixel 7(右)は155.6mm×73.2mmです。
外部カバーディスプレイのある前面側はこんな感じ。Pixel Fold(左)の上部には、9.5メガピクセルの前面カメラがあります。
底面部はこんな感じ。Pixel Fold(左)は折りたたみ式なので、厚さは画面2枚分で12.1mm。厚さ8.5mmのPixel 7(右)のおよそ1.4倍となります。
Pixel Foldの天面部にはスピーカーグリルとアンテナラインがあります。
折り畳むと内部ディスプレイがぴったりと接するようになっており、隙間はありません。底部も鏡面仕上げなので、指紋などが少し目立ちます。
Pixel Foldの左側面は本でいうところの背に当たる部分で、折りたたみ式ディスプレイのヒンジになっています。
折りたたみ式ディスプレイのヒンジは鏡面仕上げの多相合金スチール構造で、ボタンなどは見当たりません。
そして、本でいうところの扉に当たる部分が右側面。
ディスプレイのヒンジはかなりしっかりとしていて固く、側面は鏡面仕上げでツルツルした手触りなので、開けるのにはかなり力が必要で、片手で簡単にパカリと開けることはまずできなさそう。
完全にディスプレイを開くとこんな感じ。画面はほぼ180度の角度で開きますが、中央に折りたたみの跡となるシワが残ります。
折りたたみのヒンジ部分を内側から接写したところが以下。柔らかいディスプレイと本体の間に隙間は見られませんでした。
上部には8メガピクセルのインナーカメラ。
ヒンジがしっかりとして固いので、開いた角度は保持されます。そのため、以下の画像のように角度をつけて開いた状態でPixel Fold本体を自立させることもできます。
ぱかっと開いた内部ディスプレイは7.6インチ・アスペクト比6:5・解像度2208×1840ピクセルのOLEDディスプレイ。6.3インチ・アスペクト比9：20のPixel 7と比べると明らかに広いことがわかります。
Pixel Foldの重量は実測で282g。Pixel 7が196gだったので、Pixel Foldの方が約1.5倍重いことになります。実際に手にとってみてもずっしりした感触でかなり重く、持っていてやや疲れるかもという印象を受けました。
箱にはクイック スタートガイドと1mのUSB-C－USB-Cケーブル、USB-AからUSB-Cに変換するクイック スイッチ アダプターが入っていました。
クイックスタートガイドの裏には、SIMカードスロットを開けるためのピンが付属していました。
次は、実際に折りたたみ型スマートフォンとしての使い勝手をレビューする予定なので、乞うご期待。
Google Pixel Foldは記事作成時点だと予約受付中で、価格は税込25万3000円となっています。
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