コードギアスの世界で発生するイベントの解決法をうまく編み出す「『コードギアス 反逆のルルーシュ』×キャット&チョコレート」をプレイしてみた

GIGAZINE



提示されるアクシデントの解決方法を、手元のアイテムを使って即興で作り出し、他のプレイヤーに判定してもらうという大喜利系のパーティーゲーム「キャット&チョコレート」に、新たにアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」とコラボしたバージョンが登場するということで、実際にプレイしてみました。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』×キャット&チョコレート | slowcurve
https://www.slowcurve.co.jp/works/1784/

人気パーティ―ゲーム「キャット&チョコレート」と「コードギアス 反逆のルルーシュ」のコラボが決定! – コードギアス 公式サイト
https://geass.jp/news/archives/163

外箱はこんな感じ。


プレイ時間目安は20分、プレイ人数は3~6人、プレイ対象年齢は8歳以上。


内容物はシンプルに、カード2束と説明書のみ。


カードは4種類あります。まず、プレイヤーを「コードチーム」と「ギアスチーム」に分けるためのアライアンスカードが2種6枚。


イベントカードが24枚。「友だちを仲直りさせたい!」という普遍的なイベントが用意されている一方、「フレイヤ(超強力兵器)から逃げきれ!」のように、作中の出来事を再現するようなイベントもあります。


イベントカードの裏面には1~3の「チューズ数」が書かれています。


イベントを解決する際に用いるアイテムカードが40枚。「パソコン」から「ナイトメアフレーム(人型自在戦闘装甲騎)」まで、すべて作中に登場するものばかりです。


そして、特殊能力を持ったキャラクターカードが6枚。このカードは「エクストラモード」でプレイするときに使います。


今回は5人でプレイするので、アライアンスカードは「コードチーム」カード3枚と「ギアスチーム」カード2枚をシャッフルして配布します。アライアンスカードはゲームの最後まで裏返しで置いておきます。また、アイテムカードをプレイヤー1人につき3枚配布し、残りは山札にします。


イベントカードはプレイヤー人数×4枚で山札を作り、余りは箱に戻します。スタートプレイヤーはイベントカードの山をめくり、表示されたイベントに対して、山の一番上のチューズ数で示された数の手札で解決法を編み出します。


今回の場合、「隠し事がバレそうだ!」というイベントに対して1枚で解決策を示すということで、手元に「パソコン」があったので、「隠し事の痕跡を、パソコンを使って消去する!」とハッカー的な解決法を主張をしてみました。


他のプレイヤーは、この解決法に対して「OK、それならイベントを回避できる」なのか「それはないわー、無理」なのかを判定し、一斉に投票を行います。投票は片手を伸ばし、「○」なら親指を上に、「×」なら親指を下に向けます。今回は「ディートハルトなら実際にやりそうだ」ということでOK判定をもらいました。使用したアイテムカードは捨て札にして、使用した枚数分、山札から補充。イベントカードは、投票結果がOKのときは手番プレイヤーの手元に、NGのときは捨て札にします。


プレイ人数によっては判定がイーブンになることもありますが、この場合はOK判定と見なされます。


最後のイベントカードの処理を行ったらゲームは終了。なお、最後は山札がなくなってチューズ数の表示はありませんが、手札2枚を使って解決策を出します。


ゲームが終了したら手元のアライアンスカードを裏返して、勝敗判定を行います。プレイヤーが偶数人のときは、アライアンスのメンバーが獲得したイベントカード数を合計して多い方が勝ち、奇数人の時は、アライアンスのメンバーのうちイベントカード獲得数が最多の人と最少の人の獲得数を合計し多い方が勝ち。同数の場合は「勝利を分かち合ってください」とのこと。今回のゲームでは「コードチーム」が6、「ギアスチーム」が5で、「コードチーム」が勝利しました。


キャラクターカードを追加した「エクストラモード」もプレイしてみました。キャラクターカードは6種類あって、それぞれまったく異なる固有能力を持っています。使用するタイミングはどこでもOKですが、ゲーム中に1回しか使えません。「シュナイゼル」の場合、チューズ数が2以上のときに1減らすことができます。チューズ数3は手札すべてを使って解決法を出さなければいけないので「このアイテムをどう解決に絡めれば……」と悩まされることがありますが、1減らせればかなり楽になります。


「ルルーシュ」のプレイヤーは、手札があまりよくなかったのか、「ギアスの能力を使い、他のプレイヤーひとりと任意の枚数アイテムカードを交換できる」という特殊能力で、すべての手札を交換していました。


特殊能力バトルの結果、2戦目は「コードチーム」「ギアスチーム」ともにスコアは4で、勝利を分かち合うことになりました。


今回のプレイには「コードギアス 反逆のルルーシュ」をまったく知らないという人間も参加しましたが、作品を知らないおかげでアイテムに対する先入観がないため、「そういう使い方で来たか……アリ!」「ルルーシュならそういう方法で回避に成功しそう」というような答えを出すこともあって盛り上がりました。また、プレイすることで「このアイテムってどういうこと?」「こんなイベントが作中に!?」と興味を持つきっかけにもなるので、「コードギアス 反逆のルルーシュ」という作品への入口としてもアリかもしれないと感じました。ただ、アイテムやイベントの意味がわからない可能性があるため、作品を知らない人だけでのプレイは難しいかもしれません。

「『コードギアス 反逆のルルーシュ』×キャット&チョコレート」は2021年12月22日(水)発売。価格は税込2750円です。

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