「Google Pixel Tablet」のバッテリーは何時間持続するのか&何時間で満充電できるのか徹底検証してみた

GIGAZINE



2023年6月20日(火)にGoogle純正Androidタブレット「Google Pixel Tablet」が登場しました。Googleから久しぶりに登場した純正タブレットがどんなデバイスに仕上がっているのか気になったので、GIGAZINE編集部でも1台入手して性能を徹底検証中。これまでに外観チェックベンチマークテストを実行したので、今回はモバイルデバイスを選択する上で重要なバッテリー持続時間やバッテリー充電時間を検証してみました。

手元でお手伝いしてくれる Google Pixel Tablet – Google ストア
https://store.google.com/jp/product/pixel_tablet?hl=ja

◆バッテリー持続時間を検証
Google Pixel Tabletのバッテリー持続時間を検証するべく、バッテリーを満充電してからYouTubeのライブ配信を全画面モードで再生し続け、その様子をカメラで1分ごとに撮影して電源が切れる瞬間を確かめました。この時、画面の輝度は最大、音量は約7割、バッテリーセーバーはOFFに設定しました。


21時22分に検証開始。


約6時間後の3時21分に「スーパーバッテリーセーバーをONにしますか?」という通知が表示されました。今回は何も操作せず放置してバッテリーが切れるのを待ちます。


その後、4時6分にバッテリー残量が0%になって画面が切れました。検証開始から6時間44分にわたってライブ配信を再生できた計算です。なお、Google製スマートフォン「Pixel 7」&「Pixel 7 Pro」で同様の検証を行った際は、Pixel 7は10時間39分、Pixel 7 Proは13時間2分にわたってライブ配信を再生できました。Google Pixel Tabletはスマートフォンと比べて短い時間しか連続稼働できないようです。


次に、満充電の状態から「フロントカメラの映像をYouTubeでライブ配信する」という操作を実行してバッテリー切れまでの時間を確かめました。


バッテリーが切れて電源が落ちた後に配信画面を確認すると、5時間43分にわたってライブ配信を続けられたことが分かります。ライブ配信中に映像が乱れることもなかったので、カメラや無線通信を連続稼働させる操作は問題なくこなせるようです。


◆バッテリー充電時間を検証
Google Pixel Tabletには充電機能とスピーカー機能を備えた専用スタンド「充電スピーカーホルダー」が付属します。充電スピーカーホルダーでの充電時間を検証するべく、Google Pixel Tabletのバッテリー残量を0%にしてから充電スピーカーホルダーにセットし、15分ごとにバッテリー残量を記録しました。


Google Pixel Tabletにはバッテリー寿命を長持ちさせるために充電速度を抑える充電最適化機能が搭載されています。バッテリーを高速充電したい場合は、バッテリー設定画面を開いて「フル充電する」というボタンをタップする必要があります。今回はなるべく速く充電した場合の充電時間が知りたいので「フル充電する」をタップしました


充電最適化機能を解除すると「フル充電しています」と表示されます。


最適化機能を解除した状態で15分ごとにバッテリー残量を記録した結果が以下。充電開始後60分で44%、120分で86%まで充電でき、充電開始後165分で100%充電できました。


検証の結果、Google Pixel Tabletはハイエンドスマートフォンと比べてバッテリー持続時間が短く、バッテリー充電性能も高いとはいえないことが判明。Google Pixel Tabletには「充電スピーカーホルダーにセットするとスマートスピーカー風に使える機能」が搭載されているため、Googleは電源に接続しながらの使用をメインで想定しているのかもしれません。

なお、「充電スピーカーホルダーにセットするとスマートスピーカー風に使える機能」を試す記事は近日公開予定なので乞うご期待。

なお、Google Pixel TabletはAmazon.co.jpで税込7万9800円で入手できます。

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