こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
みなさんは自転車に乗っていますか? 筆者は日々の通勤で短距離を、休日には20km程度のサイクリングをMTBやロードバイクで楽しんでいます。
ただ今でこそ多少慣れましたが、スポーツバイクのサドルって薄く硬いため、おしりへのダメージが大きめ……。クッション入りパンツで対策をするものの、快適と言えるレベルにはありません。
そこで今回は、空気の力でしっかりとしたクッション性を提供してくれると噂の「無重力サドルカバー」を使ってみたレポートをお届けします。
おしりは快適になるのでしょうか?
風船みたいなカバー
こちらが今回試した「無重力サドルカバー」。割れた腹筋のように、7つの空気用小部屋を備えています。
簡素ですが、空気注入/排出用のポンプも付属していました。
空気を入れる前は反発力もなく、少しゴワゴワしたカバーですが、
付属ポンプで20〜30プッシュほどでパンパンに。好みの弾力は空気を入れる量で調整可能。
充填状態になると、約3cmほどの厚みに。弾力もしっかりあり、気持ちのいい触り心地でした。
参考までに、空気を入れる際はしっかりと根本付近まで差し込みましょう。刺さり方が甘いと、空気が上手く入っていきません。
装着は簡単
装着も難しい点はなく、先端をサドルに引っ掛け、
後ろ側を被せたら、羽状に広がっている部分を交互に巻きつけるだけ。マジックテープ式なので、少し引っ張りながら固定すると緩みにくいですよ。
見るからに肉厚で、おしりを労ってくれそうなカバーになりました。
ロードバイク系サドル:装着可
キッズ用20インチMTBのサドル:装着可
20インチ ミニベロのサドル:装着不可
筆者宅にあった自転車にも装着してみましたが、シティサイクルに多い幅広タイプには装着できませんでした。
1サイズ展開で基本は細長いスポーツバイク系サドル用のため、購入を検討される場合はサイズチェックをお忘れなく。
クッション性が爆アゲ
まずはカバー無しの状態。サドル全体におしりが乗っかり、内ももあたりまでしっかりと圧が掛かっている様子が分かります。
慣れているので短時間・短距離は苦もなく乗っていますが、1時間以上乗るような場合には痛みを伴うことも。
一方、サドルカバーを付けた状態。物理的に2〜3cmの空気層が生まれることで、クッション性能が爆上がりでした。
環境や身体の状態もあるため絶対に痛くならないとまでは言えないものの、硬くゴツゴツしたサドルに比べれば快適性は段違い。
メーカー側の実験による圧力分散状況はこちら。局所に集中した荷重が痛みの原因ですが、「無重力サドル」で最大5分の1程度まで負荷軽減できるとのことでした。
メリットも多い「無重力サドル」ですが、見た目のスタイリッシュさが失われてしまうのは若干のデメリットですかね。
またライディングポジションは少し高くなるため、フォームやペダリングの正確性などを追求する場合はサドル高の調整や慣れが必要です。
とはいえ、ガチ勢の方は軽量化や剛性を優先されるかと思いますので、カジュアルに自転車を楽しむ方にはオススメできますね。
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Source: machi-ya