【保存版】ココイチで最高な1000円の使い方! 全11種類のオーダーで1番いいのはどれだ!!

ロケットニュース24

元気ですかーーー! 元気があれば何でもできる。元気があればココイチにも行ける。そして1000円あればココイチで大満足できる!! 第5回を迎えたシリーズ『最高な1000円の使い方』は、日本最大級のカレーショップ「CoCo壱番屋」が登場だ。

ぶっちゃけた話「ココイチで1000円って厳しくない?」「ココイチだとすぐ1000円を超えちゃう」と思ったそこのあなた! この記事をご覧いただければ「ココイチなのに1000円でここまで行けるのか……!」と驚くに違いない。

・1000円を使い倒せ

まずは本企画の概要を説明しておこう。『最高な1000円の使い方』はその名の通り、最も有効的な1000円の使い方を模索する企画である。1001円になったら即失格! 1000円をフル活用することが “勝利の絶対条件” と言えるだろう。

今回は11人が参加し、ココイチで11通りのオーダーを展開。勝者は読者投票で決定するが、前回の「セブンイレブン編」で最下位だったYoshioは「逆にキレそうだわ! なんなの!?」と謎の逆ギレを見せていた。いや、あんたが何なんだよ。

・ココイチで1000円は厳しい?

それはさておき、ココイチは決してリーズナブルさをウリにしているワケではないため、調子にのってトッピングを繰り返すとあっという間に1000円を超えてしまう。ただ今回も「1000円のポテンシャルが最大限に発揮されたカレー」がズラリと誕生したハズだ。

というわけで、参加者がココイチのホームページを眺めつつ、スマホの計算機で編み出した1000円カレーは以下の通りである!


・Yoshio「美味いものがギュッと詰まった一皿」

ポークカレー: 513円(*ご飯の量150g)
フライドチキン3個: 159円
ハーフほうれん草: 121円
ハーフチーズ: 121円
ゆで卵: 73円 …… 合計 987円


「見よ、このバランス最強のカレーライスを。フライドチキンにほうれん草、チーズにゆで卵に美味いものが勢揃い。チーズが全ての具材のハブとなり、究極の美味さを引き出している。これ以上、言葉で語る必要はあるまい」

ライスの量を減らすことで4品もトッピングに成功したYoshiのオーダー。揚げ物だけに偏らず、ほうれん草あたりを追加してきたところも心憎い。ご飯の量を読者はどうジャッジするのか? 見栄えはかなりゴージャスだ。


・GO羽鳥「ココイチの真髄 “手仕込” を1000円で食べる方法」

手仕込ささみカツカレー: 1069円
ご飯150g: -78円 …… 合計 991円


「ココイチで一番美味いメニューといえば「手仕込(てじこみ)とんかつカレー」において他にない。こればっかりは賛同者多数と確信している。平たく言えばココイチ=手仕込であり、ココイチすなわち手仕込屋なのだ。

しかし「手仕込とんかつカレー」の価格は1093円(税込)。ご飯の量を150g(-78円)にしても、まだまだ1000円の域を超えてしまう。そこで私が目をつけたのが……期間限定メニューの「手仕込ささみカツ」である。

価格は1069円(税込)。ご飯を150g(-78円)にしたら、なんと991円に収まるではないか! 芳醇ソースを適度にかけて……衣サクサク、中身はフンワリ。当然ながら味は最高。ココイチの真髄は、1000円でも楽しめる!」

ココイチの手仕込みは確かにウマいが、お値段も張るため「1000円以内には収まらない」と思われていた。……のだが、ライスの量を減らすことにより手仕込みのオーダーに成功! GO羽鳥がかつてなく本気を出してきた回といえよう。


・原田「意識の高さの一本槍」

低糖質カレー: 682円
大豆ミートのハンバーグ: 220円
ゆでタマゴ: 73円 …… 合計 975円


「何を食べても間違いないのがココイチだが、実を言うと低糖質メニューも充実していて気軽に、そして美味しく食べられる。低糖質カレーは単体だと終盤で飽きてくるものの、タマゴと大豆ミートのハンバーグの存在がそれを補ってくれる。

これらを組み合わせることで飽きはなくなり、それでいながら健康的な食事もとることができるのだ。これこそ一石二鳥、いやタンパク質も程よくとれるから一石三鳥!

絶賛ダイエット中の原田は低糖質カレーをチョイス。どちらのトッピングも高タンパク質なので、ダイエッターには刺さる構成ではなかろうか? ただ本気のダイエット中はそもそもカレーを選んだらダメなんだよなぁ。


・中澤星児「カレーうどんセット」

カレーうどん: 783円
追いライス: 150円 …… 合計 933円


「ココ壱のカレーソースってなんか足りないんだよな。ひと口目はウマイんだけど飽きてしまう。だが、実はカレーうどんのつゆは激ウマ。普通のカレーソースより明らかに深みがあるのだ。おそらく、普段のソースに足りない部分を出汁が補完しているのだと思われる。

いや、さすがにココ壱でうどんってどうなのよ? うんうん分かるぞ。私もせっかくならカレーライスも食べたい。そこでライスもプラスしよう。ご飯にかけたらスープカレーみたいになってこれはこれでイケる。普通のカレーライスより明らかにウマイと思うので試してみて欲しい」

店舗によっては取扱いの無い「カレーうどん」を選択し、ライスを加えることで「スープカレー」も実現した中澤。確かにお出汁の効いたカレーうどんは美味しそう! カレーうどん層の票を取り込めるか?


・砂子間「迷ったらココイチの言うとおりにしろ」

ポークカレー: 591円
ハーフクリームコロッケ(カニ入り): 110円
フライドチキン3個: 159円
ハーフチーズ: 121円 …… 合計 981円


「正直「ココ壱で1000円以内」は難しい。好きなように注文したら余裕で1000円を超えてしまうからだ。おそらく「ご飯の量を減らし、トッピングを2~3品追加して豪華に見せる」という作戦のメンバーが多いだろう。腹は満たされないが、写真映えはすると思う。

しかし私は、ご飯の量を減らさずにトッピングを3品追加した。コロッケ、チキン、そして王道のチーズも加えてギリギリ1000円以内。地味に見えて満足度はかなり高い……「ちょいトピ」というコーナーで紹介されていたメニューをそのまま頼んで正解だった」

さり気なく他のメンバーをディスっていることはさておき、1000円をフル活用した砂子間のオーダー。揚げ物 × 2個とチーズの組み合わせは問答無用のこってり系だ。ご飯を減らしていないところもアピールポイントのようだ。


・御花畑「ココイチに通い詰めた者がたどり着いた究極のダイエットカレー」

低糖質カレー: 682円
小盛り: -52円
手仕込みささみカツ1本: 239円
ハーフクリームコロッケ: 110円
芳醇ソース: 0円 …… 合計 979円


「おそらく編集部で最もココイチに行ってるのは私だ。最初に言っておくけどココイチで揚げ物を食べないやつは全員負け組である。ココイチのことを何もわかってない。私に言わせればココイチはカレー屋ではなく揚げ物屋だ。

……とはいえ、カレーと揚げ物をいっぺんに頼むとカロリーがえらいことになってしまう。そこでご飯をカリフラワーライスに変えた低糖質カレーである。手仕込みささみカツのジューシーなサクサク感、カニクリームコロッケのまろやかな美味しさを楽しめる。

さらに低糖質カレーの物足りなさを、カツを頼んだものだけが手に入れられる芳醇ソースで補う。満足感は高いのに、カロリーは700kcal、糖質は40gで済むのだ。これ、カレーとしては驚異的な低さだからね!」

低糖質カレー自体は原田と被っているが、さすがココイチの常連だけあってところどころにこだわりを感じさせる。また「ココイチは揚げ物屋」と言い切るところは流石の一言だ。芳醇ソースの活用方法もぜひ参考にしていただきたい。


・佐藤英典「ダブルハムカツカレーセット」

ポークカレー: 591円
ハムカツ: 131円 × 2枚
サラダセット(野菜サラダ): 140円 …… 合計 993円


「ココイチで1000円は難しいと言ってるヤツらがいるのだが、そんなことはない。トッピングのボリュームに妥協せず、サラダまで付けることができるのがこのチョイスである。味も量も価格も満足できる、バランスの良い組み合わせなので、ぜひ参考にして頂きたい」

11人の中で唯一サラダをねじ込んできた佐藤パイセン。あっぱれな意識の高さであるが、ハムカツでボリュームを補っているあたりも隙が無い。バランス重視のオーダーは、どれほどの票を集められるだろうか?


・あひるねこ「実はコスパ抜群な満腹ココイチ飲みセット」

生ビール: 397円
CoCo de チキン: 265円
ココロッケ: 136円
フライドポテト:150円 …… 合計 948円


「ココイチに行ったらカレーを頼まなきゃいけないなんて誰が決めた? 実はココイチのサイドメニューには、酒のつまみになり得る優秀な人材がたくさん揃っているのだ。これで飲まないなんていう選択肢は、少なくとも私の中には存在しない。

幸運にも編集部最寄りの店舗では生ビール(キリン一番搾り)が販売されている。あとはジューシーで超肉厚な『CoCo de チキン』と、ホクホクしたカレー風味の『ココロッケ』があれば勝ったも同然。どちらもボリューム満点だ。

『ハリケーンポテト』の取り扱いがなかったのは痛いが、極論を言うと『CoCo de チキン』に付いてくるオリジナルカレーパウダーだけでも十分飲めるので、そこまで問題はなかろう。

カレー屋としてのココイチは決して安い店ではない。しかし、揚げ物に特化した居酒屋として捉えた途端、そのコスパポテンシャルは一気に花開く。ぜひ一度お試しあれ!」

「Mr.酒」ことあひるねこは、今回も酒攻めを展開。ココイチであえてカレーを頼まないという選択が「暴挙」と出るか「英断」と出るか注目される。酒層は確実に存在するため、まさかの大勝利がある……かもしれない。


・亀沢「廉価版・超超基本のココイチセット」

ポークカレー(ライス150g): 513円
2辛: 44円
チーズ: 242円
ミニももカツ: 190円 …… 合計 989円


「ココイチといえばカツカレー、チーズ、3辛が基本。そこにタマゴやらホウレン草やらを足して初めて “トッピング” と呼ぶのであって、要するにロースカツカレー+チーズで1170円することを考えると “初めから企画として成立していない” のである。1000円ぽっちでココイチを楽しもうなどと、甘えるのもいいかげんにしてほしいもんだ。カレーだけに。

とはいえ、そういうルールでやっている以上、少しでも基本に近づけるしかない……ってことでライス少なめ、カツ小さめ、2辛で我慢して、どうにか廉価版チーズカツカレーを完成させてみました。ボリューム的には物足りないが、やっぱココイチといえばコレっしょ~!

カレーの王道「カツカレー」を何とか1000円以内で実現させた亀沢。チーズに加えて「2辛」にも並々ならぬこだわりを感じさせる。ご飯の量が少ないのはやや気になるところではあるが、数多く存在すると思われる “カツカレー層” にアピールできるのだろうか?


・和才「辛いカレーを心おきなく楽しむセット」

スクランブルエッグカレー: 759円
5辛: 110円
ハムカツ: 131円 …… 合計 1000円


「ココイチと言えばトッピングに注目しがちだが、たった110円で5辛に出来ることを忘れてはいけない。しかも5辛を完食したら10辛にもチャレンジできて、実に最高だ。

とはいえ、中には「辛すぎると怖い」って人もいるだろう。安心してくれ。だからこそ卵がある。温泉卵が販売休止だったのでスクランブルエッグにしたが、これもまた良い仕事をするぞ。辛さをマイルドにしてくれて、カレーの贅沢度を5割増しくらいに押し上げていた。

揚げ物? そんなもんスーパーの惣菜コーナーで買え! そっちの方が安いわ! でもまぁ、比較的リーズナブルなハムカツくらいはあってもいいかな……という発想のもとに出来上がったのがこちら。「主役はカレー」ということを忘れずに、ココイチカレーの楽しみ方を追求したセットである」

トッピングではなく「辛さ」を主にした和才のオーダー。スクランブルエッグで辛さを中和するあたりも心憎いチョイスだ。辛さに特化した組み合わせは和才だけなので、確実に票を伸ばしたいところだ。


・サンジュン「究極のハヤシライスセット」

ハッシュドビーフ: 718円
ライス250g: -26円
ハーフきのこ: 110円
完熟カットトマト: 105円
半熟タマゴ: 73円 …… 合計 980円


「カレーも好きだけど、俺はハヤシライス派なのさ。そしてココイチのハヤシライスはきっちりウマいのさ。こっそり月1くらいで食べてるのさ。これはココイチに限らないけど、ハヤシライスに揚げ物をトッピングするヤツは素人と言わざるを得ない。 

もともとココイチのハッシュドビーフには牛肉が入ってるから、まずは相性のいいキノコはマスト。半熟タマゴもカレーよりハヤシライスで輝くトッピングだ。極めつけはカットトマトね。甘めなソースをトマトの酸味がフレッシュにしてくれるんだ。ハヤシライス好きな人、俺のハヤシライス愛がわかるでしょ?」

店舗によっては取扱いがないが、何気にココイチのハッシュドビーフはガチ。すでにハヤシライス好きな方には伝わっていると思うが、揚げ物を選択しなかったことが全てである。どうか私のハヤシライス愛を受け止めて欲しい。


いかがだろうか? 総じて「よく1000円以内に収めたな!」という仕上がりではなかろうか? 特に「ライスの量を減らす作戦」は、覚えておいて損は無いハズ。軽く1000円を超えるイメージあるココイチだが(実際に超えることも多いけど)、工夫次第でここまでやり切れるのだ。

というわけで、今回も勝者を決めるのは読者のみなさんである! 自分ならどれを真似したいか? どれが1番参考になったか? 澄み切ったピュアな心で、今回も清き1票をよろしくお願い致します!

参考リンク:CoCo壱番屋公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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