アメリカのゲーム企業・Take-Two Interactive傘下のゲームパブリッシャーであるPrivate Divisionが、ポケットモンスターシリーズの開発元として知られるゲームフリークとのパブリッシングパートナーシップ契約を発表しました。Private Divisionはゲームフリークの新作アクションアドベンチャーゲームである「Project Bloom」のパブリッシュを担当することになります。
Private Division、ゲームフリークとのパブリッシングパートナーシップ契約を発表!!|Take-Two Interactive Software, Inc.のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000105741.html
Pokémon dev Game Freak reveals new action-adventure game Project Bloom – Polygon
https://www.polygon.com/23716073/game-freak-project-bloom-announcement-release-date
Pokemon Dev Game Freak Reveals Project Bloom, A New Action-Adventure Game – GameSpot
https://www.gamespot.com/articles/pokemon-dev-game-freak-reveals-project-bloom-a-new-action-adventure-game/1100-6513954/
全世界累計販売本数が2億9700万本を超えるポケットモンスターシリーズの生みの親であるゲームフリークには、ギアプロジェクトというポケットモンスターシリーズ以外のオリジナルタイトルを開発する部門があります。ギアプロジェクトの開発したタイトルには、GIGA WRECKER ALT.やソリティ馬 Ride On!、TEMBO THE BADASS ELEPHANTなどがあります。ゲームフリークのプログラマーでありディレクターでもある尾上将之氏は、2019年のインタビューで「ポケモンと同等かそれ以上にエキサイティングなものを常に作ろうとしている」と語っていました。
そのゲームフリークが、グランド・セフト・オートシリーズの販売元として知られるTake-Two InteractiveのパブリッシングレーベルであるPrivate Divisionとパブリッシングパートナーシップ契約を結びました。
このパートナーシップ契約の発表と同時に公開されたのが、ゲームフリークによる新作アクションアドベンチャーゲーム「Project Bloom」です。Project Bloomのコンセプトアートも公開されており、真ん中には剣を持ち笠を被った侍のようなシルエットがあります。このコンセプトアートについて、海外ゲームメディアのGameSpotは「このアートがゲームの最終的なアートスタイルを示すものであるかどうかは不明ですが、それでもとてもゴージャスに見えます。ただし、これまでのゲームフリークのスタイルとは明らかに異なります」と指摘しています。
ゲームフリークの古島康太ディレクターは、「これまでのゲームフリーク作品とはトーンの異なる新規IPを制作できることにとても興奮しています。Private Divisionは、本タイトル開発当初から一緒に仕事をしたいと考えていたパブリッシャーでした。実績とグローバルな専門知識を備えたPrivate Divisionと協力できるということで、新しいアクションアドベンチャーゲームの制作に自信を持って臨むことができています。今後、皆様に本タイトルの情報をお伝えしていくことを楽しみにしております」とコメント。
Take-Two Interactiveのチーフストラテジーオフィサー兼Private Divisionの代表でもあるMichael Worosz氏は、「過去30年以上にわたってゲームフリークよりもアイコニックなヒット作をリリースしているスタジオを見つけることは困難でしょう。私たちはゲームフリークのポテンシャルを引き出す手伝いをする準備ができています。ダイナミックな新規IPを市場に提供するため、この並外れた才能と実績のあるチームと手を取り合うパブリッシャーとなれることを光栄に思っています」と言及しています。
なお、Project Bloomは開発の初期段階にあり、発売は2025年4月から2026年3月を目指しているそうです。
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