じゃないほう
KURE5-56は有名だが、KURE2-26や6-66はあまり知られていない。
などと以前から知っていたように書いているが、私もホームセンターでたまたまみかけて、そんなのあったのかと驚いているところである。
そもそもこれらはどういうものなのか?
ネーミングの2-26や6-66は青年将校とかオーメンとかと何か関係があるのだろうか?
ということで調べてみました。
クレといえばKURE5-56
KURE5-56とは、呉工業が製造・販売している浸透潤滑剤である。
誰でも一度は目にしたことのあるスプレーといえばキンチョールかKURE5-56かというぐらい言わずと知れた商品だ。
自転車の鍵やチェーン、扉の蝶つがいに吹きかけて感動した経験がある人も多いはずだ。
ちなみにネーミングの由来は、こちらの商品を開発したアメリカのCRCインダストリー社にある。
というのはインダストリー社の所在地が1-16であり、そこで最初に開発した製品を1-16、二番目が2-26という風に名付けられていき、5番目に開発されたため5-56と名付けられたそうである。
なぜ所在地を製品名にしたのかは不明。
KURE2-26
ではまずKURE2-26から調べてみよう。
ネーミングからCRCインダストリー社で二番目に開発されたものであることがわかる。青年将校関係なし。
この商品の用途は、「電動機、発電機、制御装置とスイッチ、電池・充電器、冷凍機などの電気装置の防錆・接点復活」とある。
さて、接点復活とはどんなものなのか?
たとえばスイッチなど接点と呼ばれる部分がくっついたり離れたりすることで電気が流れONやOFFを作動させるものがある。
この接点の部分が汚れているとうまく電気が流れずに作動しなくなってしまう。その汚れを落とすことで接点が復活し、元通りに使えるようになったりするのである。
そうとわかれば、何か接点が上手くいっていない電気装置で試してみたい。
友人知人に調子の悪い電化製品がないか聞いてみたが、あいにくみつからず。
困った、記事に書きたいのに…と思っていたらうちのテレビが二か月前から地デジが映らなくなったことを思い出した。
そもそも地デジを見る機会が少なくなっており気がつくまでに時間がかかってしまった。
テレビの電源は入るが、地デジのボタンを押すとこのような表示が出て何も映らない。
もちろん
ケーブルが悪いのかと新しいものに変えても状況は改善せず。
カスタマーセンターに連絡すれば、新たなカードが送られてくるのだろうが、手数料が送料・税込みで¥2,160だそうだ。
ということで、KURE2-26を使って直るかどうか試してみよう。
さて、よく乾かしたB-CASカードを挿入。
どうだろう?
地デジは映るのか?
見事に接点が復活して元通りに地デジが映るようになった!
ありがとう!KURE2-26。
よーし!これでようやく世間で話題のWBCを観られるぞ!
今まで話題についていけず、くやしくて下唇を噛みしめたりしてきたのだ。
ヌートバーという人はどんな顔をしているのだろう?コショウの?なんかポーズ?俺もやるー、真似するー!みんなと盛り上がる―!と思っていたが、この直後、WBCは既に終了していたことを知ることになった。くやしさは募り下唇からちょっと血が出た。