こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
そろそろ海外旅行がしたい。でも、「言葉の壁が…」という方に朗報です。
約200ヶ国、世界総人口の9割以上の人々と会話が可能になるポータブル翻訳機「Vasco Translator V4」があれば、海外でコミュニケーションするハードルをグッと下げてくれそうです。
本体には通信量無料のSIMカードを内蔵。Wi-Fiを利用せずともさまざまな国でインターネットに接続でき、WEB上にある10種の翻訳エンジンを用いて高精度な翻訳を実現します。
今回は、特に注目したい「音声翻訳」と「カメラ翻訳」の機能を試してみました!
スマホ感覚でスムーズに操作可能
本体サイズは、小さめのスマホ程度な「Vasco Translator V4」。スクリーンは視認性の高い5インチで、小さな文字でも読みやすくなっています。
操作はタッチパネルに対応。スマホ感覚で使える&キビキビした動作はスピード感が求められる会話の場面でも重宝するでしょう。
電源や音量調整などの物理ボタンは本体サイドに配されていて、この辺りもスマホさながら。操作に迷うことは、ほぼありませんでした。
フル充電すれば約12日間(288時間)バッテリーが持つとのことで、長期旅行中に充電を忘れても、困る場面は少ないでしょう。
「音声翻訳」機能の実力やいかに?
ここでは、「音声翻訳」機能を試すためにYouTube動画の音声を聞き取りさせてみることに。
本家ライフハッカーのYouTubeチャンネルより、「What are the Best Cheeses for a Grilled Cheese Sandwich?(グリルド チーズ サンドイッチに最適なチーズは何ですか)」という動画をチョイスしてみました。
使用時は、自分が話す言語と相手が話す言語を選択します。音声認識の場合、76言語の翻訳に対応しています。
今回は、日本語と英語(USA)を選んでいますが、これらを相互通訳してくれるというワケです。
音声を聞き取りさせるには、翻訳したい言語のボタンをホールドすればOK。
「What are the Best Cheeses for a Grilled Cheese Sandwich?」の冒頭〜11秒あたりまでを再生すると、みるみるうちに英語の音声をテキスト化してくれました。
デバイスの上下4箇所にマイクを搭載しており、認識の精度も非常に高いですね。
その後、翻訳した日本語のテキストを表示すると同時に、音声で読み上げ。その際の音量は99dbまで上げられるので、騒がしい場所で使うときも安心です。
日本語訳に若干のぎこちなさはありますが、意味は十分に伝わります。ツールに頼るだけで海外の人と意思の疎通ができるって、反則技級の便利さでは…!
「日本語→英語」の翻訳でも、精度はかなりいい感じでした。
ほぼタイムラグなく翻訳してくれるので、英語圏での軽い会話やコミュニケーションは問題なくこなせるでしょう。
読めない食事メニューや看板には「カメラ翻訳」
続いて試したのが「カメラ翻訳」。
本体内蔵のカメラに写した文字をOCRでテキスト化し、モニター上に指定した言語で表示できます。対応言語の総数は108。初めて名前を目にする言語もあるほど、幅広くカバーしているのがスゴいところです。
上の写真は、小説家・村上春樹の代表作『ノルウェイの森』英語版の裏表紙を「カメラ翻訳」したもの。
複数メディアの評論やあらすじが、理解できるレベルで日本語に翻訳されています。この精度なら、街中で見かける看板やレストランの食事メニューなどが読めないとき、強い味方になってくれそうです。
なお、撮影した写真と文字が重なって読みにくいと感じたら、白背景に変更することも可能です。こうした細かい配慮が、使いやすさをグッと上げてくれていると感じました。
読み取ったテキストをPDF化してメールで送信できる点も見逃せません。写真を撮る感覚で、海外のテキストを記録してみては?
ほか、辞書代わりとして使える「テキスト翻訳」やレベルに合わせて次々と表示される単語を学べる「外国語学習」など、語学力アップにつながる機能も備えた「Vasco Translator V4」。
machi-yaで実施中のプロジェクトでは、一般発売予定価格の22%OFFとなる38,610円(消費税・送料込み)から支援可能な状況です。
製品のお届けは2023年3月予定とのことなので、この春に海外旅行を計画されている人にもオススメ。詳細は、下記リンク先ページをご覧ください。
>>【スイッチひとつで約200ヶ国で使える】音声文字認識など更に進化!翻訳機第2弾
Photo: 山科拓郎