楽器ってサウンドや機能もともあれ、ルックスだってとにかく大事。
シンセサイザーはやっぱり見た目が大事です。MOOGが、ARPが、SEQUENTIALが、ROLANDが人気あるのは、やっぱりかっこいいからなんです。シンセってデカくて存在感あるから、ダサいとインテリア的にもキビシイ。楽器デザイナーのセンスが問われるところなんですが、実際のところ、見た目がいいシンセってたいていはいい音するんですよね。
そんなルックス重視派のシンセフェチなあなたにオススメなのが、「This Synth Does Not Exist」なるサイト。これはAIで生成されたシンセの画像を紹介しているサイトです。
AIが作った画像ゆえ、ここに登場するシンセたちは実在しません。でも、ツマミやノブや何に使うのかわからない変なコントローラーがやたらいっぱい付いていて、ルックスはとてもユニーク。エグい音しそうです。
なかには宇宙船やお城みたいな現実離れしたシンセも出てきますが、仮想現実だから別にいいんです。「この鍵盤の並びおかしいでしょ!」とか「これどうやっても弾けないでしょ!」とか、詰めの甘いデザインも見受けられますが、そこもご愛嬌ってことで。
実在しないんですが、5ドル払うとこれらのシンセがどのような音を出すか、想像で音を作って1〜2分の短い曲を作ってくれるサービスがあります。 こんな音にしたい!という希望もある程度は叶えてくれます。申し込むと音作りに使用したAbletonのファイルとプラグイン設定が送られてくるそうです。
実在しないシンセの音、ちょっと聴いてみたくないですか?
Source: This Synth Does Not Exist