試食
砂糖を通常品から1.6倍以上増量した「甘すぎ」なドリンク「甘さ溺れるキャラメルラテ」や、レンゲが立つほどドロドロなラーメン「スーパーカップ1.5倍 極どろ濃厚スパイシーカレーラーメン」などの新製品がローソンから登場しました。「○○すぎ」をテーマに商品のいろいろな要素がパワーアップしているとのことなので、いくつかをピックアップして食べてみました。
日本全国47都道府県ハピろー！計画 ●●すぎチャレンジ(第一弾)｜ローソン研究所
https://www.lawson.co.jp/lab/tsuushin/art/1463736_4659.html
「●●すぎチャレンジ」の商品点数は2023年2月7日(火)までに発売された第一弾だけでも12種類と多岐にわたります。今回はこのうち「甘さ溺れるキャラメルラテ」「デスミックス5」「わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ わかめ6.3倍」「スーパーカップ1.5倍 極どろ濃厚スパイシーカレーラーメン」「プチパリばかうけ シビれる花椒味」「小さなばかうけごま揚 ごま増量700%」の6種類を食べることにしました。
◆1：甘さ溺れるキャラメルラテ
ローソンの「ウチカフェ キャラメルラテ」と比較して砂糖が1.6倍以上増量したドリンクです。価格は税込188円です。
原材料には砂糖や生乳、キャラメルソースなどが使われています。
カロリーは1本180ml当たり160kcalです。
少し苦みのあるキャラメルラテで、ややとろみのある舌触り。キャラメルをそのまま溶かしたような非常に強い甘みで、コーヒーについてくるシロップをそのまま飲んだときのような衝撃がガツンと舌に響いてきました。少なくとも「ゴクゴク飲める」類いの甘さではないですが、他のドリンクとは一線を画した甘さを味わえるので、一般的なキャラメルラテやその他甘いドリンクでは物足りないという人はぜひ試してみてください。
ちなみにカップのふたを開けてみるとこんな感じ。色は普通のキャラメルラテといった感じでした。1本あたり角砂糖およそ8個分の糖分が入っているとのことなので、飲み過ぎには注意が必要です。
◆2：デスミックス5
あられ・煎餅メーカーの三真が発売していた「デスミックス」という商品からハバネロを1.2倍増量させたポテトチップスです。商品名に「5」とある通り5種類のエレメントを使用しているとのことで、パッケージには「ガーリック」「ラー油」「カレー粉」「ハバネロ」「一味唐辛子」の5つがデザインされています。価格は税込140円です。
原材料には感想マッシュポテトやカレーパウダー、ごまラー油、カレー粉、にんにく粉末、ハバネロパウダー、唐辛子などが使われています。
カロリーは1袋当たり175kcalです。
一口食べた瞬間、舌と鼻をものすごい辛さが襲って思わずせき込んでしまいました。ピリピリとした刺激が舌に残り続る辛さで、辛さに弱い編集部員は1枚で限界を宣言。辛さに慣れている編集部員は「辛口カレー程度の辛さ」と話し、「にんにくやカレーの味が感じられる点がポイント」などとコメントしていました。食感はよくあるポテトチップスとは違い、空気が入った「パフ」に近い感じ。食感が良いと話す編集部員もいました。
◆3：わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ わかめ6.3倍
エースコックの「わかめラーメン ごま・しょうゆ」よりわかめが6.3倍に超増量された商品。名前の通り麺なしです。価格は税込278円。
原材料には乾燥わかめ、ごま、乾燥コーンなどが使われています。
カロリーは1食あたり79kcalです。
中にはかやくと粉末スープ、途中で味変ができるというラー油入り調味油が入っていました。
まずは粉末スープとかやくを投入。
お湯を入れて3分待ちます。この間はラー油入り調味油をふたの上で温めておきます。
3分後、ふたを開けてよく混ぜたら完成。
ざっとすくってみただけでもこれだけの量のわかめが入っていました。そのほかにはごまやコーンなどの具材も見えます。味は「しょうゆベースのスープに入ったわかめ」そのままといった感じ。ごまやコーンの味も時折感じられますが、おまけ程度です。わかめ好きにはピッタリなのかもしれませんが、これだけの量となるとやはり麺が欲しくなってしまいます。
ラー油入り調味油で味変をしてみます。
ラー油で辛さが加わってごまの風味もやや増した感じ。あっさりしたしょうゆスープからコク深いラー油しょうゆへとしっかり味変されますが、やはりわかめの存在が強大。覚悟してわかめを消費しなければいけません。
◆4：スーパーカップ1.5倍 極どろ濃厚スパイシーカレーラーメン
エースコックのカレーラーメンです。「レンゲが立った…」の文字が書かれていますが、本当に立つのかが気になるところ。価格は税込278円です。
原材料にはかやく入りスープ(おからパウダー、キャベツ等)、スープ(カレー粉、香辛料、オニオンパウダー等)といったものが使われています。
カロリーは1食あたり467kcalです。
パッケージの中にはかやく入り粉末スープ、粉末スープ、スパイスが入っていました。
まずはかやくと粉末スープを投入。
続けて粉末スープを投入します。
お湯を入れて5分待ちます。
5分後、スパイスを投入。
よく混ぜたら完成です。
スープはカレールウをそのまま入れたような粘度で、麺にしっかり絡みついています。スパイスの効いた辛口カレーで、コシのある麺とドロドロのスープ、香ばしいスパイスを同時に味わうことができます。
ちなみにレンゲは立ちます。
◆5：プチパリばかうけ シビれる花椒味
栗山米菓の「ばかうけ」シリーズの1つ「ばかうけ四川麻婆風味」と比較して、香辛料が200％増加したという「辛すぎ」な商品です。パッケージには辛すぎて燃え上がるパンダがデザインされています。価格は税込138円です。
原材料にはうるち米やうるち米粉、ガーリックパウダーなどが使われています。
カロリーは1袋当たり182kcalです。
一口食べてまず感じるのは花椒の香ばしさ。チキンベースの米菓の味を引き立てるように強く香ってきます。デスミックス5以上の辛さで、じわじわと残り続け、舌を熱くさせるような刺激。花椒の独特の香りはスナックではまず嗅げない香りで、「本格的な担々麺や麻婆豆腐を食べたときのような味」「中華料理屋で付け合わせで出てきそうな不思議な風味」といった感想があげられました。
◆6：小さなばかうけごま揚 ごま増量700%
ごまの練り込み量を通常のばかうけから700％に増量したばかうけです。価格は税込149円。
原材料にはうるち米粉やごま、砂糖、しょうゆ、はちみつなどが使われています。
カロリーは1袋当たり245kcalです。
甘いタレのような味にごまが乗っかり、お互いの味を引き立て合うようなバランスのいい味に仕上がっていました。「なんとなくごまがあるな」といった生やさしいものではなく、一口食べて「ごまだ」と分かるほどごまの味が引き立っているので、至高のごまスナックを求める人は必食かも。普段ばかうけを食べないという編集部員は「むしろこれぐらいがちょうどいいのでは」という感想を漏らしていました。
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