古いiPhoneで「iPhone 13 Pro」のようなマクロ写真を撮る方法

GIZMODO

ライフハッカー[日本版]2021年10月23日掲載の記事より転載。記事中の情報は掲載時点でのものです。

iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxは、新しい超広角カメラセンサーを搭載しているため、とても魅力的な超クローズアップ写真を撮れます。

それも、被写体に十分に近づくと、カメラは自動的に調整してくれます。

悲しいことに、ProではないiPhone 13にはこの機能が搭載されておらず、それより古いモデルは問題外です。でも、悲しまないでください。

これを補うアプリがあります。

サードパーティの有料アプリ「Halide」は、さかのぼることiPhone 8までの旧モデルのiPhoneで、マクロ写真機能に近い機能を実現できます。

Halideのマクロモードの仕組みとは?

Halideは、人気があるサードパーティ製のiPhone用写真アプリです。

その直感的なデザインは、初めて使う人からプロのカメラマンまで使う人を選びません。しかし、このアプリは無料ではなく、2週間の無料トライアルの後、月額2.99ドル、年額11.99ドルを支払う必要があります。

月額料金を払いたくない場合は、49.99ドルでライセンスを買い取ることもできます。

しかし、この金額は年間プランに加入して4年間このアプリを使用するのと同じぐらいなので、ライセンスを買い取る意味はないかもしれません。

ただし、マクロ撮影が重要な人にとっては、年間プランは月額約1ドルなので、支払っても損はないでしょう。

Halideの開発者によると、Halideのマクロモードの仕組みは次の通りです。

Halideは撮影に使うカメラを調べて、そのカメラに搭載されているレンズのうちで被写体との最短焦点距離が最も近いレンズに切り替えます。次に、その最も近いポイントでピントを固定。画面上のどこをタップしてもピントを調整できます。標準カメラモードと違って、このフォーカスシステムは非常に近いオブジェクトのみを検索するように構成されています。

Halideのマクロモードは特別です。

撮影後、HalideはiPhoneのNeural Engineを使って自動的に解像度を上げてくれます。拡大・縮小しても、3024×4032の画像になります。

ここ数日、私たちは素晴らしいマクロ写真を何枚も撮影することができました。

ただし、画像は光(できれば自然光)をたっぷり取り入れて撮影すると最もできばえが良くなります。

古い機種のiPhoneで素晴らしいマクロ写真を撮影する方法

Halideアプリのマクロモードは、オートフォーカスメニューの後ろに隠れています。

それを使用するには、Halideアプリを開いて、左下隅にある「AF」ボタンをタップ。

そして、「」のアイコンを選択すると、マクロモードに切り替わります。

あとはHalideに任せておけば、デバイスに搭載されている適切なカメラを自動的に切り替えてくれます。「2X」ボタンをタップすると、ズームが1倍、2倍、3倍の3段階で切り替え可能です。

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Screenshot: Khamosh Pathak

Halideは被写体にピントを固定しますが、画面をタップするとピントの位置を移動できます。

また、下部にあるフォーカスダイヤルを動かして、ピントを微調整することも。満足できる状態になったら、「シャッター」アイコンをタップしましょう。

Halideは1、2秒で写真を処理して、写真アプリに保存します。

アプリは、1,100ドルのiPhoneに搭載されているカメラシステムには到底及ばないということを念頭に置いておけば、結果にはかなり満足できるはずです。

Source: Halide

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