アメ車のダッジ、EVのために“爆音のエンジン音”機能を開発

GIZMODO

なーんか電子音っぽさが否めないような?

近年普及しつつある電気自動車は、環境に優しいというのが最大の利点です。しかし走行音が静かすぎて歩行者が気付かない、という側面を持っていたりもします。そこで何十年もマッスルカーを作ってきたDodge(ダッジ)が、次世代型マッスルカーと共に擬似的なV8エンジン音を響かせる機能をお披露目しました。

EVでもダッジのように轟くぞ

EVに、静かさではなくあえてうるささを求めたダッジ。音量は寝ている隣家が起きるくらい、126dBの爆音なのだそうです。新車は動画の10:00頃に登場するので、チェックしてみてください。

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Video: Dodge/YouTube

次世代のマッスルカーは、まだコンセプトの「Dodge Charger Daytona SRT」とのこと。本来ガソリン車の排気管があった場所に、特許出願中の音響室「Fratzonic Chambered Exhaust」を設け、この疑似エンジン音を轟かせています。

やっぱり何か違うような

疑似エンジン音だけなので、「ドロドロドロドロ…」というアイドリング時の振動や、アクセルを踏み込んだ時に車体が震える感覚はないのでしょうね。筆者は昔1971年のシボレー「エル・カミーノ」に乗っていたのですが、マッスルカーはV8エンジンこそが命です。最新EVなのにまだガソリン車が忘れられない人向けの、ちょっぴり本末転倒な機能かなぁ? という気がします。

これの利点は、どれだけ空吹かししてもエンジンに負担がなく、排気ガスがゼロってところですかね。生産は2024年に始まる見込みとのこと。「EVなのにエンジン音」については賛否両論かと思いますが…往年のマッスルカー好きは、このカッコ良さも含めて買っちゃうでしょうね。

Source: Dodge, YouTube via Mashable, Futurism

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